【日本女子代表】女王アメリカ戦、長谷川唯、長野風花ら決定機。しかしカウンター1発に沈み、なでしこ0-1で敗れる
アメリカ戦での日本女子代表の長谷川唯。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
主導権を握り、シュート数は日本が15本対5本で大幅に上回る。
[シービリーブスカップ] アメリカ女子代表 1-0 日本女子代表/2023年2月19日14:30(日本時間20日5:30)/GEODISパーク
オーストラリア・ニュージーランド共催の女子ワールドカップ(W杯)の前哨戦となる4か国による「She Believes Cup」第2戦、日本女子代表(なでしこジャパン)はアメリカ女子代表に0-1で敗れた。シュート数はなでしこが15本対5本と大幅に上回ったが、初戦ブラジル戦に続き再三の決定機をモノにできなかった。
ブラジル戦に続き日本は3-4-2-1(5-4-1)の布陣を採用。相手スペースをパスで突き、ボールを保持しながら攻撃を組み立てる。しかし前半終了間際、縦パス一本で攻略され、カウンターからマロリー・ピューに決められてしまう。
後半は日本のペースで試合が進む。アメリカは基本的にロングキック主体のパワー重視の大味な攻めを展開してくる。それに対し日本は地上戦で、その隙を丁寧に攻略していく。
すると藤野あおばが相手の股を抜く決定的なシュートを放ったが、枠をわずかに外す。
さらに試合終盤、日本が何度も決定機を作り出す。
長野風花がミドルを放つと、これはクロスバーを叩く。そして左サイドのクロスから、中央に入った長谷川唯があわせるが――GKケイシー・マーフィーのセーブに。
試合終了間際には、交代出場した遠藤純が強烈な左足のショットをニアの狭いスペースに放ったが、これもマーフィーに阻まれた。
日本はブラジル戦に続いて0-1で2連敗。次戦は日本時間23日午前6時から、カナダ代表と対戦する。