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【なでしこジャパン】北朝鮮代表監督が記者会見で浮かべた不敵な笑み「準備な十分できている」。今晩、パリ五輪アジア最終予選・第1戦

前日練習を行ったなでしこジャパン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

中国で2、3試合トレーニングマッチを実施。

[パリ五輪アジア最終予選 第1戦] 北朝鮮代表-日本代表/2024年2月24日22:04(現地16:4)/プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム(中立地/サウジアラビア)

 パリ・オリンピックの女子サッカーアジア最終予選、北朝鮮女子代表 – 日本女子代表(なでしこジャパン)の第1戦が2月24日22時4分から、中立地のサウジアラビア・ジッダで開催される。第2戦は28日に国立競技場で開催。2試合のトータルスコアが上回ったほうが、パリ行きのチケットを掴む。

 日本女子代表はキックオフ時間となる現地16時から同スタジアムでの公式トレーニングに臨んだ。

 そのあとに練習を行った北朝鮮だが、日本から1日遅れて北京経由でジッダに到着している。公開練習では、チューブを使った体幹メニューを念入りにこなし、ビルドアップの練習を行っていた。公式記者会見に臨んだリ・ユイル監督は、開催地がここまで定まらなかったことについて問われると、「AFCの決定を受け入れています」と答えた。また、どこで強化をしてきたかと問われると「ハハッ!」と笑顔を見せ、「中国の海南で、中国のチームと2、3試合行っています。この試合のための準備は十分です」と自信を覗かせた。 

 昨年のアジア大会決勝では日本女子代表が4-1で勝利を収めている。ただ、この大会にはそれぞれ多くの主力が臨んでいなかった。なでしこジャパンでは今回、上野真実、中嶋淑乃(ともにサンフレッチェ広島レジーナ)、千葉玲海菜(アイントラハト・フランクフルト)、谷川萌々子(FCローゼンゴート)、古賀塔子(フェイエノールト)が、アジア大会のメンバーでもある。

【なでしこジャパン】PHOTOギャラリー:一転気温31℃、ジッダで北朝鮮との大一番へ前日練習。パリ五輪アジア最終予選

 どこまで情報を得ていて、どのように落とし込んでくるのか。池田太監督の手腕にも注目したい。第1戦のキックオフは日本時間の2月24日22時4分。試合の模様は衛星放送ではNHK・BS、インターネットではDAZNで生配信される。

取材・文・写真/早草紀子

Posted by 早草紀子

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