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宇佐美貴史の決意「刺激は多すぎるぐらいがいい」「次に目指すべきはJリーグではないだろうと…」

デュッセルドルフの宇佐美貴史。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

原口元気のデュッセルドルフ加入で心中複雑?ウインターブレイク明け、日本人ふたり同時出場を果たす。

 ブンデスリーガ2部のウインターブレイク明けの24節、デュッセルドルフがエルツゲビルゲ・アウエに2-1で勝利を収め、首位をキープした。ヘルタ・ベルリンからデュッセルドルフに期限付き移籍したばかりの原口元気が61分から、宇佐美貴史が76分から途中出場。4-4-2の左に原口、右に宇佐美と両サイドを日本人アタッカーが務め、得点には絡まなかったものの勝点3獲得に貢献した。

 原口加入の一方で気になるのが、宇佐美だ。同じサイドアタッカーの加入により心中は複雑なものがあるのではないだろうか……。

 ただし、昨年ではあるものの、彼は次のように強い決意を示していた。現在はアウクスブルクからのレンタル移籍という立場にあるが、攻撃のアクセントをつける貴重な存在として、試合に出た際には高いパフォーマンスを発揮してきた。

 彼は帰国という選択肢については、その時点では考えていないと断言していた。宇佐美は次のように強い覚悟を示していた。

「(先発の機会が少なくてジレンマはないか?)ジレンマはないです。覚悟を持ってやってきたから。(3冠達成など)Jリーグでは達成できるだけのことはできたと思っているので、次に目指すべきところは、Jリーグではないだろうという考えを持って来た。もちろん壁にぶち当たることはありますけど、有意義にすごせている。刺激が多すぎるぐらいがいいと思っています。チャレンジとしては」

 刺激は多すぎるぐらいがいい――。宇佐美らしい力強い言葉だ。

 原口の加入によって、宇佐美にも相乗効果が訪れる。ふたりの野心が共鳴する――そんな好循環が生まれることが理想と言える。もちろん家族もいるだけに、状況はいろいろ変わっていくかもしれない。ただ、宇佐美が強い決意のもとドイツに再び渡り、自らの殻を突き破ろうと日々戦っているのは事実だ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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