「最も重要なのは団結」ポルトが開幕戦勝利。負傷明けの中島翔哉はベンチ外だが、間もなく“完全合流”か

FCポルトの練習に復帰した中島翔哉(2020年8月31日)。※FCポルトの公式ツイッター(@FCPorto)より

昨季3位のライバル、ブラガに3-1。「華麗ではないが、素晴らしい勝利」

[ポルトガル1部 1節] ポルト 3-1 ブラガ/2020年9月19日/エスタディオ・ド・ドラゴン

 FCポルトがポルトガル1部リーグの2020-21シーズン開幕戦、SCブラガに3-1の勝利を収めた。ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉は、筋肉系の疲労による別メニュー調整を続けていたためベンチ外だった。

 試合は前半アディショナルタイム、ポルトがセルジオ・オリベイラのゴールで先制に成功する。さらに元ブラジル代表DFアレックス・ニコラオ・テレスが45+4分、89分とPKを決めてみせた。1点は返されたものの、昨季3位のライバル相手に手堅くホームで勝利を収め、幸先の良いスタートを切った。

 ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は試合後の記者会見で、「決して華々しくはありませんでしたが、素晴らしいゲームでした。私たちは賢かった。このエンブレムを胸に付けて戦うことは簡単なことではありませんが、二人がデビューしてくれました」「最も重要なのは団結(集団)です」などと語っている。

 中島の現状については、ポルトガルメディア『レコード』が、この開幕直前にレポート。ポルトの10番は8月31日、9月1日と全体練習に参加したあと、筋肉系の疲労により別メニュー調整を続けてきたという。ただ試合前の練習で全体練習に部分合流している。

 記事では「ナカジマは最後の準備段階に入っている。日本人は条件付きで合流に向けた調整している。彼はチームメイトとのフィールドワークに戻ったが、まだ間もないため細心の注意を払っている」と、間もなく中島が“完全合流”すると伝えている。

 また、セルジオ・コンセイソン監督は開幕前、中島について、次のように地元ラジオの取材で語っていた。

「ナカジマは技術的にそそられるが、サッカーはそれだけではできません。中島は誰もが持ち得ることができないような存在感を備えています。そのコミットメント(忠誠、献身)とともにフィールドの中で仕事をすべきです。中島がペペや(シャンセル)ムベンバと同じような仕事をする必要はありません。彼がチーム内で仕事をして、技術的なクオリティを提供してくれれば、とても良いことです」

 集団の中でいかに個を生かすのか。指揮官はその相乗効果を求めている。新シーズン、中島がポルトのユニフォームを着てピッチに立つ日を心待ちにしたい。

注目記事:ポルト監督が“中島翔哉問題”の真相激白「ナカジマは技術的にそそられるがサッカーは…」

[文:サカノワ編集グループ]

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