香川真司は選手登録されず。サラゴサ監督がついに言及「彼の状況に関心があるのは…」

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ルベン・バラハ監督、システムは4-4-2を採用――。

 スペイン2部リーグのレアル・サラゴサが9月26日、2020-21シーズンの初戦ラス・パルマス戦に臨み、2-2で引き分けた。サラゴサの香川真司はメンバー外。注目されたEU外の外国籍選手枠として、ウルグアイ人FWガブリエル・フェルナンデスとブラジル人FWライ・ナシメントが登録され、いずれもベンチスタートから途中出場している。スペインではクラブごとに人件費の上限が設定されているため、サラゴサはバジェットを確保するため、スペインの移籍期間である10月5日までに香川を放出する意向だと言われる。

 サラゴサは4-4-2の布陣を採用。1-1で迎えた49分、ジャビア・ロスが決めてホームチームがリードを広げる。さらに70分には相手選手が退場し、試合の主導権を握ったはずだったが……。82分に同点に追い付かれ、85分にサラゴサの左SBカルロス・ニエトが退場処分に。劣勢を強いられるなか、2-2のドローに終わった。

 スペインメディア『エル・ペリオディコ』によると、サラゴサのルベン・バラハ監督は試合後の記者会見で、「良い瞬間は何度もあっただけに、もっと一貫性のあるチームにしていきたい」と収穫と課題を挙げた。

 また、選手個々について語ることは好まないと強調したうえで、今回、外国籍選手枠で登録された二人について、「ブル(ガブリエル・フェルナンデス)はまだ到着からちょうど1週間しか経っていないため、チームに適応する時間が必要です。彼が1日ごとに成長していることは間違いありません。ライは右サイドからチャンスを作り出すことができます」とコメントしている。

 そして最後に香川についても質問が出ると、次のように答えている。

「彼の状況に皆さんが関心を持っていることは理解していますし、何か言わなければならない時にはそうしますが、ここはその場ではありません。試合の話をしましょう」

 そのように香川の話題については、多くを語ろうとしなかった。

『Grada 3』『ウニオン・ラージョ』などによると、香川の意向に沿って、このほど今季スペイン3部(セグンダB)から2部に昇格したUDログローニョへの移籍でクラブ間合意に達した。しかし香川サイドがこれを拒否。ラージョ・バジェカーノ、あるいは柴崎岳の所属するCDレガネスへの移籍を希望しているという。

 移籍期間の10月5日まで移籍先が見つからない場合、サラゴサは香川に対し残りの給与を3年間の分割で支払う形にして、契約解除に踏み切ることも検討している。

 香川には中東から170万ユーロ(約2億円)の移籍金でのオファーが届き、MLS(メジャーリーグサッカー)ドイツ、トルコ、日本からも関心が寄せられている。ただ本人はあくまでもスペインでのプレーに固辞している。

注目記事:香川真司がログローニョ移籍“合意”を拒否、ラージョ・バジェカーノへの移籍を希望

[文:サカノワ編集グループ]

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