本田圭佑が電撃退団を発表「ボタフォゴを離れます。結果を残せず、言い訳はしない。ごめんなさい」
ロシアW杯日本代表での本田圭佑。 写真:新井賢一/(C)Kenichi ARAI
「皆さんの批判は全て受け止めます」。一方、ボタフォゴの“アジア担当アンバサダー”に立候補。
元日本代表MF本田圭佑が日本時間12月31日、自身のSNSのツイッター(アカウントは @kskgroup2017)で、所属するブラジル1部リーグ(セリエA)のボタフォゴFRを退団すると報告した。
本田はブラジル移籍後に学んだポルトガル語で4通に分けて、心境を明かしている。
内容は次の通り。
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直接お伝えしたいことがあります。ご存知のとおり、私はボタフォゴを離れます。
まず、結果を残せなかったという皆さんの批判は全て受け止めます。批判は当たり前で、言い訳はしません、私もガッカリしています。ごめんなさい。
二つ目に、とても良い経験になり、お世話になったことにとても感謝しています。空港やスタジアムに到着した時、ファンの方のあれほど素晴らしい歓迎を見て、一緒に感じられたことはありませんでした。私は個人的な仕事上の理由で、このような判断をしました。
それでも今シーズンはとても嬉しかったです。チームメイトの皆さんにも感謝しています。ありがとう。
最後になりましたが、本当にありがとう。個人的には、今後もボタフォゴのアジア担当アンバサダー(大使)としてクラブをサポートしていく機会を探っていきたいと思います。
ありがとうございました。
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そのように本田はボタフォゴ低迷の理由の一つは自分の責任であると受け止め、批判を受けるのは覚悟していると明かす。
ボタフォゴは現在ブラジル1部、4勝11分12敗の勝点23で19位に低迷し、セリエB降格の危機に瀕している。そのなかで本田は公式戦27試合に出場して3ゴール(そのうち1部リーグでは18試合・2得点)。ゲームキャプテンの役目も託されたが、その期待に応えられたとは言えなかった。
結局、試合は無観客での開催が続き、ホンダは熱狂的なサポーターの大観衆を受けてプレーする機会を得られなかった。それは悔やまれることだ。
また、ブラジルメディア『グローボ』は、最近、左足太ももを傷めたため直近12月27日のSCコリンチャンス・パウリスタ戦を欠場し、2月の最終節までに間に合わない可能性もあると報じていた。
一方、ポルトガルリーグのポルティモネンセSCが本田獲得に名乗りを挙げている。すでに交渉は大詰めを迎えていると言われる。
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[文:サカノワ編集グループ]