香川真司に光明?スペイン1部カディスが関心、さらに…。サラゴサは4-4-2採用の方針

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

本人はスペイン国内を希望しているが、MLS、トルコなど海外からは「検討を含めると多数」。

 スペイン2部リーグ、レアル・サラゴサに所属する日本代表MF香川真司が、別メニューでのトレーニングを続けている。クラブは放出を既定路線にしていて、全体トレーニングへの合流が未定となっている。

 そうしたなか、地元メディア『エル・ペリオディコ・デ・アラゴン』は9月13日、香川の近況をレポートした。

 ウルグアイ人FWガブリエル・ゴンサレスを獲得したサラゴサのルベン・バラハ新監督は、4-4-2を基本システムにする考えである。トップ下以外では持ち味をなかなか発揮できない香川のパフォーマンスをクラブも把握し、加えて2部リーグではEU外の外国籍選手枠が「2」と限られるため、指揮官との話し合いのうえ、香川は現段階で事実上“戦力外”になっているそうだ。そうなると、総額44万ユーロ(約5500万円)とチームトップである年俸を払うことはできないという考えだ。

 そうしたなか、今季1部に昇格したカディスCFが、香川をリストアップしていると伝えられる。移籍するのであればスペイン国内を希望する31歳の日本代表にとって、唯一の希望と言える。とはいえ、約1か月前に最初の噂が出たあと、具体的な話の進展は見られずにいる。

 またクラブとしては、スペイン国外への放出を希望している。アメリカとカナダで行われるメジャーリーグサッカー(MLS)、カタール、そしてトルコからオファーが届ていると見られる。さらに「検討されているものを含めるとかなりの量」の打診が海外クラブから寄せられているそうだ。

 つまり、財政的にも厳しいサラゴサとしては、比較的大きい額の違約金を提示しているスペイン国外への売却を優先したい――そういった背景も感じられる。

 とはいえ香川としては、スペインでプレーすることを夢見て、巨額のサラリーを捨ててまで(ドルトムント時代は年俸約5-6億円と言われ、ベシクタシュからは2億円のオファーが届いていた)、サラゴサでの戦いを選択した。その人生を懸けた筋を通す意味でも、スペイン優先は譲れないところかもしれない。

 サラゴサ、香川、オファーを出すクラブ(検討するクラブ)……それぞれの妥協点、あるいは誰もが納得できる“最適解”を見出すことができるのか。

 何より多くのファンが、ピッチで再び躍動する香川の姿を待っている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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