フンテラール、古巣シャルケ劇的復帰!内田篤人が絶賛していた“懐の深さ”。「日本人でできるのは大迫だけ」

シャルケ時代の内田篤人。ドルトムント戦より。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

元オランダ代表ストライカーが2017年以来!ふくらはぎに痛みを抱えるが、ケルンとの“決戦”出場にも意欲。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04は1月19日、アヤックスに所属していた元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールを獲得したと発表した。今シーズン限りでの現役引退を公言している37歳のストライカーは、現在ブンデスリーガ最下位に沈む古巣を救うべく、2017年以来の復帰を果たした。

 オランダリーグでは今季11試合・7ゴール・1アシストとまったく衰えぬ得点力を見せ付け、首位を走るアヤックスをけん引してきた。今回の“劇的復帰”について、アヤックスはフンテラールとの契約解除を快諾したなどと報じられてきた。しかし両クラブは今回の移籍の条件について、一切明かさないことで合意している。

 フンテラールはシャルケ公式サイトで、強い決意を示している。

「私たちは順位を上げるために勝たなければいけません、そのために私はゴールを決めます。1部残留へ、私の役割は明確です。シャルケは1部リーグにあるべきクラブ。それを確実にするのが、私の責任でもあります」

 シャルケには2010年から2017年まで在籍し、175試合・82得点を記録。昨年鹿島アントラーズで現役引退した内田篤人、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーらとともに、DFBカップ制覇、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出を果たすなど、黄金期を築いた。その後、アヤックスに復帰し、今シーズン限りでの引退をインタビューで明言していた。オランダ代表としても、76試合・42得点を記録。レアル・マドリード、ACミランにも所属してきた。

 また、内田は現役時代の昨年、音声配信アプリ「stand.fm(スタンドエフエム)」『鹿島アントラーズ公式チャンネル』の選手を一刀両断するコーナーで、元鹿島のチームメイトである日本代表FW大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)について言及。そこで次のように、フンテラールを例に出して語っていたことがある。

「フンテラールと一緒にプレーをして、『ボールを収める、とはこういうことだったんだ』と思いました。日本でそれができるのは大迫。点を取るだけでなく、『ボールをもらう、違う選手にあげる、ゴール前へ行く』というプレーをすごくシンプルにできる。もちろん、まずシュートが上手いというのはあります。チームの仲間からすると、(前線に大迫やフンテラールが)いてくれるとすごく助かる」

 ピッチ上で、そして最前線にいてくれることで信頼できる選手。その一人として、フンテラールを“別格”として挙げていた。

 多くの人から絶賛されてきた、その“懐の深さ”が買われた。経営面でも成績でも危機に瀕するシャルケの1部残留という究極のミッション達成のため、ゴールハンターがケーニヒスブラウのユニフォームを着て、覚悟と決意を固め戦いに挑む。

 ふくらはぎに痛みを抱えているため微妙だが、20日(日本時間21日)の1.FCケルンとの“下位決戦”にさっそくメンバー入りする可能性もあるという。

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[文:サカノワ編集グループ]

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