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【鹿島 ACL決勝 採点】試合の趨勢変えた「顔面ブロック」の闘魂DFに最高点&MOM

【マン・オブ・ザ・マッチ】チョン・スンヒョン(鹿島 )

ブラジル人コンビ、三竿健斗…ほぼ全員に「4」以上。

[ACL 決勝 第1戦] 鹿島 2-0 ペルセポリス/2018年11月3日/県立カシマサッカースタジアム

【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。0.5点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。

※採点の見方
ポジション 
背番号 選手名 採点

先発出場
GK
1 クォン・スンテ 4
シュート2本をストップ。ポジショニングのミスがなく、クロスやロングボールにも恐れず対応。繊細に気を配ってスペースも埋めた。

DF
22 西 大伍 4
序盤のペルセポリスの猛攻を凌ぐと、次第に高い位置でボールの収めどころ=起点となり、突破口を切り開いた。鹿島に流れをもたらした。

3 昌子 源 4
62分に危ういクロスに右足を伸ばして間一髪クリア。徐々に起点を潰し、相手のチャンスは減っていった。ゲームキャプテンとしても周りを鼓舞。

35
 チョン・スンヒョン 5【MAN OF THE MATCH】
優勝を果たせば「伝説の顔面ブロック」として語り継がれるだろう。試合開始早々の3分、ある意味、1ゴール以上の価値ある、試合の趨勢をも変えたビッグプレーだった。無失点に抑えた点も評価して最高点「5」に。

16 山本脩斗 3.5
対峙する相手が守備的に構えてくると見ると、思い切って高い位置まで張り出して相手を押し込めた。

MF
4 レオ・シルバ 4.5

右サイドをカバーしながら、徐々に攻撃面でも顔を出す。セットプレーのキッカーを担当。58分、土居とのワンツーから強烈な左足のシュートを突き刺した。

20 三竿健斗 4
何度もセカンドボールを拾い、状況を読んだセルジーニョへのループパスで、価値あるチーム2点目をもたらす。

30 安部裕葵 3.5(▼69分)
インドネシアから帰国しわずか3日。飛び込んでのヘディングシュートなど、隙を突いて切れ込み、相手を困らせた。序盤の2対2のカウンターに持ち込まれた場面で相手を止めてイエローカードも受けたが、ある意味、流れをよく読んだプレーでもあった。

8 土居聖真 4(▼80分)

勝負どころを見逃さずクサビを打って、レオ・シルバへのリターンから先制点をもたらした。

FW
18 セルジーニョ 4.5(▼90+1分)
37分の会心のシュートはブロックされたが、そこからこの試合の主役とも言えるべく攻撃の中心に。70分に態勢を崩しながらも左足ボレーで2点目を奪取。加入後、すべてのACLの試合(決勝トーナメント)で5試合5ゴール。

9 鈴木優磨 4
決定的なシュートは枠を捉え切れず、レオ・シルバのスルーパスに抜け出した場面もぎりぎりオフサイドに。前線に躍動感を与え、アウェーでの第2戦で決めてくれそうな予感をかなり漂わせた。

▽交代出場
MF
32 安西幸輝 3.5(△69分)
サイドに改めて推進力をもたらして主導権を握り続け、投入直後に追加点も決まった。
MF
6 永木亮太 ―(△80分)

球際で負けず真骨頂を発揮。さらに自陣をしっかり固めてカウンターを狙う展開に持ち込み、狙い通り無失点で締めた。
FW
14 金森健志 ―(△90+1分)
最後のカードで投入され、時間を使いながら勝利に導いた。

文:サカノワ編集グループ

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