Jリーグ月間MVPに上田綺世(鹿島)、小川航基(横浜FC)、樋口寛規(福島)
上田綺世。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
上田について宮本恒靖氏「ストライカーとしての覚醒を感じるような印象的なゴールを挙げている」
Jリーグは4月12日、2・3月度の「2022明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」を発表した。J1は上田綺世(鹿島アントラーズ)、J2は小川航基(横浜FC)、J3は樋口寛規(福島ユナイテッドFC)に決まった。受賞選手にはクリスタルトロフィーと、J1が40万円、J2が30万円、J3が20万円の賞金が授与された。いずれも初受賞。
5試合・3得点を決めて日本代表にも選ばれた上田は、次のようにコメントしている。
「月間MVPを受賞することができ、ともに戦うチームメイト、スタッフ、ファン・サポーター、全てのアントラーズファミリーに感謝したいと思います。チームとして今季は例年よりも良いシーズンのスタートを切り、その中で自分が勝利に貢献できたことを素直に喜びたいです。今年のアントラーズは若い選手が多いので、シーズンを通して継続して勝っていくためには、チーム全体がレベルアップし、自分自身ももっと成長していく必要があります。常に挑戦する姿勢を忘れず、タイトル獲得という最終的な目標に向け、これからも結束して戦っていきたいと思います」
選考委員の宮本恒氏は「ストライカーとしての覚醒を感じるような印象的なゴールを挙げている」と評価している。
また6ゴール・1アシストを記録した小川は、次のように喜びを語っている。
「この度、KONAMI月間MVPという素晴らしい賞をいただけて大変嬉しく思います。この賞をいただけたのも、監督、チームメイト、このチームに関わる全ての方の力があったからこそだと思っています。この活躍に満足せず、チームとしても個人としても上を目指して頑張りたいと思います」
そして樋口は「チームの調子がよかった中で、まさか選ばれるとは思っていなかったです。プロになってから、このような賞を受賞することが初めてなので、素直に嬉しいです。ありがとうございます。ただ、個人どうこうよりも、ひたすらチームとして戦っていきたいです。個人個人がチームのために。目標であるJ2昇格に向けて、全員がブラさずにやっていくことが一番大事だと思います。引き続き、応援よろしくお願いします」と語っている。
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[文:サカノワ編集グループ]