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ベトナムのハノイFCが手倉森誠監督を解任。後任は日本人の元横浜FC指揮官

手倉森誠監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

2025-26シーズン、開幕から3試合未勝利。

 ベトナム1部ハノイFCは9月16日、手倉森誠監督(Makoto TEGURAMORI)を解任したと発表した。後任はテクニカルディレクター(TD)を務めてきた元横浜FC指揮官である足達勇輔 氏(Yusuke ADACHI)が担う。

 ハノイFCは2025-26シーズン、開幕から3試合でリーグ1分2敗と未勝利だった。そうしたなか、クラブ公式サイトによると、「協議を重ねた結果、手倉森誠監督との契約を解除すると決定した」と発表している。

 クラブは手倉森氏の献身的なチームへの尽力に感謝し、取締役会では「次なるフェーズとして、プロとしての安定的な戦いと今後の試合に向けた準備のため」として、足達氏を暫定監督に選任したと報告している。

 1961年生まれの足達氏は2020年から2023年までベトナムサッカー協会のTDにも従事。今年6月からハノイFCのTDを担当しており、そういったベトナムサッカーへの理解もあり決定したということだ。

 手倉森氏はリオデジャネイロ五輪の日本代表指揮官で、そのあと、V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台(二度)を率いて、仙台を初のACL出場、長崎をJ1昇格へと導いた。

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 そのあとタイのパトゥム・ユナイテッドFC、チョンブリーFCを経て、今年2月からハノイを率いていた。