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3失点に絡んだ吉田麻也が悔やむ「前半受け身になった」「隙を見せない準備が必要」

日本代表の吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

オーバーヘッドとミドルに寄せ切れず、ハンドで痛恨の3点目を献上。

[アジアカップ 決勝] 日本 1-3 カタール/2019年2月1日/シェイク・ザーイド・スタジアム

 アラブ首長国連邦(UAE)で開催されたAFCアジアカップ2019決勝、日本代表が1-3でカタール代表に敗れ、準優勝に終わった。日本が決勝で負けたのは大会通算5度目で初めて。カタールは初優勝。

 12分、吉田麻也がアルモエズ・アリに寄せ切れずオーバーヘッドで先制点を決められてしまう。これが大会通算最多となる9点目に。さらに27分、アブデルアジズ・ハティムにミドルを叩き込まれてリードを広げられてしまう。吉田はこの時も詰めきれず。

 後半に入り、69分、南野拓実のゴールで1点差に詰め寄り、日本が攻勢に強める。しかし……80分頃、ペナルティエリア内でヘディングの競り合いのあと、ボールが吉田の手に当たり、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってハンドの判定に。83分、このPKを決められて、再び2点差に広げられた。

 この大一番で3失点に絡んでしまった日本のキャプテンのCB吉田は試合後、次のように語った。

「相手は中2日にも関わらず(日本は中3日)、いい準備をして、僕ら以上にアグレッシブに戦ってきて、前半、そこで2失点してしまったことが、勝敗を分けてしまったと思います。

 後半よりアグレッシブに、より早いテンポでゲームを進めようとしたけれど、前半、受け身になってしまったことが尾を引いてしまったと思います」

 日本の主将は、そのように前半の戦い方を悔やんだ。

「まだまだ足りないことだらけです。自分自身も、チームも、一瞬の隙を突かれてしまったところから、まだまだ学ばなければいけないことがたくさんあると感じます。次のコパ・アメリカとワールドカップ予選で、一つひとつ成長していって、次のワールドカップにつなげないといけない。この負けから、僕自身も、チームも学んでいかないといけないと思います」

 吉田は「隙」を見せたことを敗因に挙げた。チームとしての成長は実感したという。ただ、一番の目的であった「結果=優勝」を手にすることはできなかった。

「大会を通して、一つひとつレベルアップしてきたんじゃないかと思います。やはり隙がまだまだありました。自分としては、そういった隙を見せない準備、失点しないためのアプローチはもっとしないといけないと実感しました」

 最後の砦であるだけに、球際に詰め切れなかった失点は、吉田の責任と言える。「チームの成長」という言葉を使っていたが……この1敗で逃した「アジアタイトル」の価値は、とてつもなく大きい。森保一監督の就任から12試合目での初黒星。本当に残念な結果となってしまった。

文:サカノワ編集グループ

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