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【日本代表】韓国戦スタメン予想。大迫、南野、鎌田をどう組み合わせるか?吉田&冨安のCBコンビも出場可能に

韓国代表戦の日本代表スタメン予想。(C)SAKANOWA

右SBに攻撃的な山根か松原、川辺の抜擢も――!?

[国際親善試合] 日本 – 韓国 /2021年3月25日19:20/日産スタジアム

 国際親善試合の日本代表対韓国代表が3月25日、日産スタジアムで行われる。19時20分キックオフ。日本テレビ系で全国生中継される。FIFAランキングは日本が27位、韓国が38位。アジア(AFC)内では日本が1位、韓国が3位。

 日本時間22日午前まで試合があった吉田麻也をはじめ欧州組の全選手が同日中に入国。もちろん時差や直近の所属先の試合出場で受けた疲労度などもあり、試合当日までメンバーは読めないものの、防疫対策の条件をパスしたことで、いずれも25日の韓国戦の出場が可能となった。

 一方、韓国代表では、現在世界屈指のストライカーの一人であるソン・フンミン(トッテナム・ホットスパーFC)が負傷により欠場が決定。さらにRBライプツィヒのFWファン・ヒチャンも来日できず。彼らが不在となったのは、少なからず残念ではある。

 とはいえ日韓戦だ。通算成績は13勝23分40敗。親善試合は2011年8月、香川真司の2ゴールと本田圭佑の得点により3-0で勝ったキリンチャレンジカップから約10年ぶりに。公式戦は0-1で敗れた韓国・釜山開催の2019年12月のE-1東アジア選手権以来。今回は日本のホームゲームであり、是が非でもライバル相手に勝利が求められる。

 スタメン予想だが、前線は大迫勇也、南野拓実、鎌田大地の3人から調子の良い2人がチョイスされるだろう。所属チームでの出場機会を減らす前者2人に対し、アイントラハト・フランクフルトの鎌田は直近のウニオン・ベルリン戦(〇5-2)でもポルトガル代表FWアンドレ・シウバのゴールをアシストするなど、ドイツ・ブンデスリーガ1部4位のチームの中盤で絶好調をキープする。スタートから起用しない手はない。

 また、セルビア1部で16得点を決めている浅野拓磨は、パルチザン・ベオグラードでは3トップの右ウイングで結果を残している。またKRCヘンクの伊東純也も右サイドがメインで、直近のスタンダール・リエージュ戦で2得点を決めている。好調な二人のポジションが被るが、伊東はオプションとして左サイドにも入っている。

 左MFは、伊東、イングランド・プレミアリーグでも何度か起用されている南野、さらには初選出の柏レイソルの江坂任が候補に挙がるか。U-24日本代表には三笘薫らこのポジションの選手が数多くいるものの、代表では今回“本職不在”。森保一監督が誰を指名し、どのような役割を求めるのかポイントの一つになる。鎌田との相性も関わってくるか。

 吉田麻也の出場が可能になったことで、センターバックは冨安健洋とのコンビが組まれそうだ。そこに加え、ボールを奪い切れる遠藤航や守田英正が中盤に入り、中央を固めてサイドを生かしながら――という展開が見込める。となると、サイドバックでは、山根視来や松原健のような攻撃的な選手が重宝されそうだ。

 中盤にコンダクタータイプを配置するのであれば、周りの特長を引き出す潤滑油になれる川辺駿の抜擢もあり得るか。

 日本対韓国戦の直近5試合の対戦成績は次の通り。

2011年8月10日 ○3-0 (日本/北海道) キリンチャレンジカップ2011
2013年7月28日 ○2-1 (韓国/ソウル) EAFF 東アジアカップ2013
2015年 8月5日 △1-1 (中国/武漢) EAFF 東アジアカップ2015
2017年12月16日 ●1-4 (日本/東京) EAFF E-1 サッカー選手権 2017決勝大会
2019年12月18日 ●0-1 (韓国/釜山) EAFF E-1 サッカー選手権 2019決勝大会

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[文:サカノワ編集グループ]

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