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鎌田大地がチェルシー今夏補強策の“キーマン”。その理由とは?

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

鎌田とともにロフタス=チークもリストアップ。

 復活を目指すイングランド・プレミアリーグのチェルシーFCにとって、サッカー日本代表MF鎌田大地がこの夏の補強策の“キーマン”になる!? 

 ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約が今夏で満了を迎える鎌田だが、フリートランスファーとなってイタリア・セリエAのACミランに加入することが“近づいている”と言われている。移籍情報を専門とするファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)は18日時点で、「ACミラン、鎌田大地をフリーエージェントで獲得する可能性について、近日中に決断する。仲介人との話し合いが行われていて、選手は移籍を強く希望しているが、クラブ次第である」とレポートしていた。

 しかし『ガゼッタ・デロ・スポルト』は翌日、ミランはチェルシーFCのルーベン・ロフタス=チークの獲得にも取り組んでいると報じた。ただし、ロフタス=チークを補強するためには、チェルシーに支払う移籍金も発生。ミランが優先するのはあくまでも鎌田だろうと見ていた。

 すると『チェルシー・ニュース』が23日、今度は“チェルシー視点”からのレポートを掲載。「日本代表選手が今夏のチェルシー補強計画で重要な役割を果たす可能性がある」として、ロフタス=チークを放出できるかどうかで、ブルーズの移籍マーケットでの補強も大きく変わってくると報じた。その意味でも、鎌田のミラン移籍が実現するか見極めているという。

 ただ、鎌田獲得には「外国籍選手枠」が適用される。イギリス国籍のロフタス=チークもその対象で、となると、現在在籍する選手を減らさなければいけない。そういった視点からも、鎌田とロフタス=チークの二人を獲得するのは非現実的だと見ている。

『ガゼッタ』は、ミランがロフタス・チークの獲得プロジェクトを進めるなか、「鎌田はここ数週間のうちに複数の選択肢の中から決断する」と伝えている。

 いろいろな駆け引きが起きている。そうしたメガクラブの補強策にも影響を与えることを考えると……鎌田は間もなく決断を下すのだろうか。

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