リバプール南野拓実に称賛の声。ミルナー「グレートガイ」、クロップ「スーパータフ」

ゴールのみならず、「彼は常に脅威を与え、全てのボールをキープしていた」。

[FAカップ ５回戦] リバプール 2-1 ノリッジ／2022年３月２日20:00（日本時間３日5:00）／アンフィールド

　リバプールFCの日本代表FW南野拓実がFAカップ５回戦のノリッジ・シティFC戦で２ゴールを決めて、チームを２-１の勝利へと導いた。チームは７年ぶりのベスト８進出を果たし、「４冠」の可能性を残している。

　試合後のITVのインタビューで、ユルゲン・クロップ監督、そしてキャプテンのジェイムズ・ミルナーが、それぞれ南野を称賛した。

　クロップ監督は「彼はやってくれました、やったよ。でも驚きはしません。タキ（南野の愛称）は信じられないような選手です。今夜の試合が、私たちにとって彼の最高の試合だったことは間違いないと思います。彼は常に脅威を与え、全てのボールをキープしていました。それに風が強く、高いボールをどのように制していくのか。その対応も良かった」と、そのゴールのみならずパフォーマンス全体を評価した。

「印象に残るプレーをしてくれて、本当に嬉しい。彼がいなければ、こうして準々決勝にも、カラバオカップの決勝にも進めなかったでしょう」

　そのように頷いた指揮官は、「スーパータフ。本当に素晴らしかったです」と、タキ（Taki）絶賛した。

　またミルナーは南野について問われると、「彼はグレートガイ。素晴らしい男であり、素晴らしい選手。我慢強いんだ。もちろん、このメンバーではフィールドのあちこちで競争があり、彼は常に準備ができていて、結果を出しています。だから彼が得点するたびに嬉しくなるんだ」と答えている。

「彼はただ継続しているだけです。毎日、彼は常にそのレベルにあります。練習から素晴らしく、何が起きても冷静で、彼を頼りにしています。そして重要なゴールを決め続けています。この２ゴールは、僕にとっても本当に嬉しいです」

　ここに来て、リバプールのチーム力をグッと押し上げる。二人の言葉からは、そんな意味ある南野の活躍となったことが伝わってくる。

　勢いに乗ったリバプールは日本時間３月６日２時30分から、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFC戦に臨む。

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[文：サカノワ編集グループ]