日本代表DF伊藤洋輝の再離脱にバイエルンSD「全員が大きな衝撃を受けた。ヒロキの気持ちは想像できない」
ザンクト・パウリ戦に出場したバイエルンの伊藤洋輝。勝利まであと少しのところで…。(C)Midori Ikenouchi
「彼はファイター。戻ってくる日を楽しみにしている」
FCバイエルン・ミュンヘンは3月30日、前日のホームでのザンクト・パウリ戦(〇3-2)で負傷したサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)伊藤洋輝(Hiroki ITO)が右足中足骨の骨折を再発したと発表した。
バイエルンのメディカルチームの検査により明らかになった。日本代表の3月シリーズで2試合に先発した伊藤は、時差7時間ある長距離移動を経て中3日、この試合の58分に途中出場した。しかし試合終盤、中足骨をおさえて座り込み、89分にピッチを去った。
VfBシュツットガルトからバイエルンに今季加入した伊藤は、再び長期離脱を強いられることになる。
マックス・エベール・スポーツダイレクター(SD)は公式サイトで、次のようにコメントしている。
「ヒロキがまた重傷を負ったというニュースは、私たち全員に大きな衝撃を与えました。長かった数か月のリハビリを経て復帰したばかりなのに、またも長期離脱を余儀なくされました。私たちは彼の気持ちを想像することができません。
彼はファイターであり、ピッチに戻ってくる日を楽しみにしています。FCバイエルンがいつも寄り添います。
アルフォンソ・デイヴィス、ダヨ・ウパメカノの負傷に続き、短期間で3人のディフェンダーを失いました。さらに戦力を結集して、目標に向かいます」
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バイエルンはこのあとブンデスリーガのアウクスブルクFC戦のあと、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でイタリア・セリエAのインテル・ミラノと対戦する。