スペイン2部3チームが香川真司の獲得を検討。ラージョ、フエンラブラダなど…

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

タイムリミットは10月5日――間に合うか。

 スペイン2部リーグ、レアル・サラゴサに所属する日本代表MF香川真司の動向が、一段と注目を集めている。クラブは9月27日の今シーズン初戦UDラス・パルマス戦に向けて(一部チームはすでに開幕している)、31歳の日本代表MFの「放出」を前提にチーム作りを進めている。そうしたなか地元メディア『エル・デスマルケ』は9月18日、スペイン2部の3チームが、香川の獲得に興味を持っていると報じた。

 記事によると、香川獲得についてサラゴサに問い合わせが来ているのは、CFフエンラブラダ、ラージョ・バジェカーノ、UDログローニョの3チームだという。また、これまでに1部のカディスCFも候補の一つとして名前が挙がっていた。

 ログローニョはセグンダB(実質3部)からの昇格組だ。ラージョ・バジェカーノは2018-19シーズン以来3シーズンぶりのプリメーラ復帰、さらに昨季2部8位に終わったフエンラブラダは初の1部昇格を狙う。いずれも日本代表の中心選手として活躍してきた香川が加われば、大きな相乗効果が期待できそうだ。

 また、この他には、実現の可能性は低そうではあるが、トルコメディアは、トルコ1部リーグの首位に立つギョズテペSK、7位のアンタルヤ・スポルが、香川の獲得を検討しているとも報じていた。

 さらにスペインのメディアでは、メジャーリーグサッカー(MLS)、カタール、サウジアラビア、ドイツ、そしてJリーグのクラブが獲得を検討。そのうち、カタールからは「重要」なオファーが届いていると伝えていた。

 サラゴサは、1部昇格失敗と新型コロナウイルスによる経営的打撃を受け、しかもラ・リーガの規定で人件費の上限も決まっていることから、総額44万ユーロ(約5500万円)と言われる香川の給与を支払えない状況だという。昨季の香川のパフォーマンスに対する評価も低い。

 また、2部リーグではEU外の外国籍選手枠が「2」しかない。ルベン・バラハ監督はすでに香川以外の戦力の活用を進めている。

 一方、サラゴサと今季末まで契約を結ぶ香川は、サラゴサの事情に理解を示している。ただ、本人は大幅なサラリーの減額をのんでまで、「夢」であったスペインでのプレーを望み、昨季2部リーグであるサラゴサへの道を選んだ。スペインへのこだわりは強く、同国内への移籍を希望している。

 サラゴサとしては、ある程度の違約金(移籍金)を得られるスペイン国外への完全移籍を望んできたと見られる。ただ今回、スペイン2部3チームの具体的な名前が浮上。基本的には、「スペイン国内」の移籍に向けて動き出したか。

 スペインの移籍市場が開いているのは10月5日まで――。期限は迫っている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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