日本代表MF堂安律のPSV移籍が加速!背景と実現の条件とは?

フローニンゲンの堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

約12億円以上の違約金が必須?

 オランダ1部リーグFCフローニンゲンの日本代表MF堂安律に、同リーグの名門PSVアイントホーフェンへの移籍話が再浮上した。PSVが堂安をリストアップし、獲得を検討していることは以前から伝えられてきた。ただ移籍マーケットがオープンしてからは、なかなか進展が見られず、オランダリーグの2019-2020シーズンも開幕を迎えていた。

 そんななか、オランダ専門誌『Voetbal International』が8月13日、「PSVはフローニンゲンの堂安律に白羽の矢を立てる」と題し、獲得を本格的に検討していると伝えた。翌日には『VTNL』など複数の媒体がより詳しいレポートを掲載した。

 記事によると、PSVでは24歳のウルグアイ代表レフティのガストン・ペレイロが負傷により約2か月にわたる長期離脱を余儀なくされた。さらに24歳のメキシコ代表アタッカーのイルビング・ロサノが、セリエAのSSCナポリに移籍することが現実味を帯びてきたという(15日には、「合意に達した」との報道も)。そういったチーム事情によって、PSVは堂安を候補の一番手として、獲得を目指すというのだ。

 ただ『VTNL』は、「フローニンゲンが何を要求するかが読めない部分もあります」と指摘する。

 というのも、これまで堂安には、ロシアのCSKAモスクワから1000万ユーロ(約12億円)、ウクライナのシャフタール・ドネツクから800万ユーロ(約9億5000万円)の違約金(移籍金)でのオファーが届いたことがある。しかし、クラブがその要求を拒否してきたというのだ。

 そのため、今回もPSVから1000万ユーロ以上の移籍金が支払わなければ、移籍は実現しないのではないかという。もちろん堂安サイドが、ウクライナやロシアへの移籍に前向きになれなかったという可能性もあるが。

 ということは、イルビング・ロサノの移籍と違約金の2点が、移籍実現に向けたポイントとなってくるか。

 堂安は今シーズン、これまでリーグ2試合にフル出場。2節のFCトゥベンテ戦(●1-3)の84分にゴールを決めていた。日本人選手では小野伸二(FC琉球)がフェイエノールトでプレーして以来となる、オランダの名門ビッグ3への移籍実現なるか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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