運命の入れ替え戦。ブレーメン大迫勇也が「メンタリティとインテンシティ」をもたらす
ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ハイデンハイムとのホームでの第1戦、日本時間の今日未明に開催。
[ブンデス1・2部入れ替え戦PO 1st] ブレーメン – ハイデンハイム/2020年7月2日(日本時間3日3:30)/ヴェーザー
ドイツ・ブンデスリーガの1・2部入れ替え戦プレーオフ、ヴェルダー・ブレーメン対1.FCハイデンハイムの第1戦が日本時間の3日3時半から、ブレーメンのホームゲームで行われる。1部最終節で2ゴール1得点を記録してチームの救世主となった日本代表FW大迫勇也は先発出場が予想され、加えてこの対戦の最大のキーマンとしても注目を集めている。
ブレーメン公式サイトでは、この決戦に向けたプレビュー記事が掲載された。そこで大迫が「メンタリティ(知性)とインテンシティ(集中力)」をもたらすと写真つきで紹介。そのうえで、フロリアン・コーフェルトの決意を伝えている。
指揮官は長期離脱するヌリ・シャヒンらを除いて、終盤戦を戦い抜いた選手たちが揃っていることが何より強みであると強調。ただしケヴィン・フォクトがリーグ戦の累積警告により、第1戦は出場停止になる。
「みんなが揃っている。とにかく難しい2試合が待っています。警戒しなければいけません。(ハイデンハイムについて)誰もが彼らを過小評価などしていません。私たちを仕留める武器を彼らは持っています。この試合の再現性はないと言えます。それだけに、より戦略的に臨まなければいけません」
37歳の若き指揮官は、決して知名度はないものの勢いのあるハイデンハイムをそのように警戒していた。また、この試合を主催するドイツサッカー連盟(DFB)は、選手たちが新型コロナウイルスの検査が陰性であったことと、主審を試合当日まで発表しないことを発表している。加えて、ホームゲームではあるものの、最近幸運をもたらしているセカンドの白緑のユニフォームを着用する可能性もあるそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]