試合を動かした一手。C大阪ロティーナ監督が明かす「都倉投入」の意図

レアンドロ・デサバトと勝利を喜ぶC大阪のロティーナ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「神戸のコンビネーションサッカーを止めるのは難しかったが…」

[J1 1節] C大阪 1-0 神戸/2019年2月22日/ヤンマースタジアム

 2019シーズンのJ1開幕・ヴィッセル神戸戦を勝利で飾ったセレッソ大阪のロティーナ監督は、試合直後のフラッシュインタビューで次のように喜びを語った。

「嬉しいです。とても難しい相手に対しての勝利は、選手にとって自信になり、サポーターの皆さんも喜んでくれたのではないでしょうか」

 C大阪での公式戦初采配。いきなりスター軍団のヴィッセル神戸との対戦となったが、前半は3バック(5バック)で慎重に試合を進め、後半に入って仕掛けた。特に64分、都倉賢の投入で試合が動き、77分の決勝点をもぎ取った。

 そのFW投入の意図について、指揮官は次のように語った。

「神戸はクオリティの高い選手がコンビネーションを生かして攻めてきて、それを止めるのはとても難しいことでした。ただ、都倉にはその背後にできたスペースを突かせました。それも流れの中での一つの策でした」

 そのように攻めに出てくる神戸の裏のスペース攻略により、C大阪が流れを掴み、ゴール、そして勝利へとつなげた。

「監督が変わり、フィロソフィ(哲学)が変わり、選手たちにとっても、新しいチェンジが新たな勝利によって自信につながったはずです」

 東京ヴェルディから今季C大阪に新天地を求めた指揮官は、そのように淡々と語りながらも、勝利の喜びを噛み締めているようだった。

 次戦2節は、アウェーで名古屋グランパスと対戦する。

文:サカノワ編集グループ

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