浦和が4バックを採用か?武藤、青木の復帰でテスト

今節、スタメン復帰か!? 練習で興梠慎三らと汗を流す青木拓矢(右)。(C)SAKANOWA

新基本布陣?FC東京対策?試合ではやはり3バック!?

[J1 5節] 浦和 – FC東京/2019年3月30日/埼玉スタジアム2〇〇2

 浦和レッズが4バックを試している。果たしてFC東京戦での採用はあるのか――!?

 鹿島アントラーズ時代には一貫して4バックを採用してきたオズワルド・オリヴェイラ監督だが、昨季途中に浦和の指揮官に就任して以降、これまでのチームの流れを踏襲。3バックを基本布陣に戦い、天皇杯制覇も果たした。

 今季開幕前に「あくまでも選手優先だが、4バックを採用する可能性はあり得る」と指揮官は語っていたものの、これまでは3バックを採用。ただ、開幕から負傷により欠場していた武藤雄樹、青木拓矢の戦列復帰に伴い、この国際Aマッチの中断期間に、4バックにも対応した練習を行ってきたという。

 28日はセットプレーの練習をメインに行い、速攻に持ち込んだ際の決まりごとを確認しながら連動性を高めていた。ただ、フォーメーションを組んでの練習は実施せず。29日は非公開練習になるため、4バックか、それとも従来の3バックか、ベールを脱ぐのは30日の試合本番となる。

「(4バックであれば)できるだけ高い位置をとってプレーしたいが、バランスを考えていきたいです。3バック、4バック、5バック、いずれもコミュニケーションは大切。4バックは数的優位を作られやすいので、そこで上手く守らないといけない」

 もしも4バックを採用した場合――森脇良太はそのように対策を語っていた。

 また、青木も4バックの布陣について、「あまり時間が経っていないので、みんなで声をかけ、練習後も話し合いながらいろいろ調整をしている段階。もちろん、どのフォーメーションでもそういったことは大切です」と話した。

 ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑の2トップにマンマーク気味で臨むことで威力を軽減させるというFC東京対策か? それとも基本布陣として考えているのか? 

 ただ、浦和はFC東京に対しJ1リーグ通算20勝7分7敗(61得点・39失点)と大きく勝ち越している。そのうちホームでは2004年以降14試合負けなし(12勝2分)で、最近は5連勝中である。

 それはやはりFC東京の4バックに対し、近年の浦和の3バックの布陣が効果的だったからとも言える。

 これからも練習で時間をかけて4バックの精度を上げていくが、まだ実戦では3バックで行く――という可能性も残す。果たしてオズワルド・オリヴェイラ監督がFC東京戦で、どのような決断を下すのか注目される。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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