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【浦和】スコルジャ監督が安部裕葵に期待「チームが必要としていたタイプ」。酒井宏樹の状態は…

U-20日本代表での安部裕葵。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

酒井の左肘脱臼、「骨や靭帯への大きな損傷はなし」。

[天皇杯 3回戦] 山形-浦和/2023年7月12日19:00/NDソフトスタジアム山形

 浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が7月10日、オンラインによる取材に応じて、2日後の天皇杯のモンテディオ山形戦に向けての抱負などを語った。そのなかで、この日から全体練習に合流した安部裕葵について、第一印象と期待を語った。

 FCバルセロナ・アスレティック(Bチーム)との契約満了を迎えた24歳のアタッカーは7月3日、浦和への加入が決定。この日から全体メニューに加わった。

 スコルジャ監督は「非常に才能があり、テクニックを備え、チームが必要としていたタイプの選手です。あとはどれだけ早く公式戦に絡めるのか、というところです。それに向けての準備期間はあり、我慢強く待ちたいと思います」と期待を寄せた。

 また、安部との“個人面談”も実施し、その時の第一印象についても語った。

「本人ともミーティングの場を設けました。とてもモチベーションが高い状態です。すごく賢い選手だと感じますし、チームに慣れるのにも、あまり時間はかからないのではないかと思っています」

 夏の選手登録ウインドーが開くのは7月21日(~8月18日)。安部の最短でのデビューは、勝ち上がった場合は8月2日の天皇杯4回戦、リーグ戦は8月6日の横浜F・マリノス戦となる。鹿島アントラーズで「10番」をつけ、すでに日本代表でもプレーしている新たな2列目候補。浦和のユニフォーム姿をファン・サポーターに披露する日が待たれる。

 またスコルジャ監督は、8日のFC東京戦で左肘を脱臼した酒井宏樹の状態について、骨や靭帯への大きな損傷はなかったと安堵した。

今はコントロール下にあります。骨や靭帯への大きな損傷はありませんでした。メディカルスタッフがしっかり見てくれています。負傷直後の関先生の処置も良く、すぐ手当を開始してくれました。できるだけ早く復帰してもらいたいです。治療や回復には時間がかかり、忍耐強く待たなければいけません」

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 山形戦では、どのような選手が右サイドバックで起用されるのか? そこも一つ大きな注目点となる。

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