【千葉】逆転負けにブーイング。増嶋竜也「責任逃れになっている」

11節から全試合フル出場を続けるジェフ千葉の増嶋竜也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

またも後半失速から逆転負け。「もちろん悔しい。でもバラバラにならないように――」 

[J2 22節] 千葉 1–3 大宮/2018年7月7日/フクダ電子アリーナ

 千葉がなかなか上昇気流に乗れず苦しんでいる。連勝を狙った22節・大宮戦は先制しながらも逆転負けを喫した。繰り返される試合終盤の失速に、試合後、スタンドを埋めた大勢のホームチームのサポーターからブーイングが起きた。

 フル出場を果たした増嶋竜也は肩を落として振り返った。

「前半はいい形で攻めて先制できて、1点取られたもののチャンスは作れて、そこまでヤバいという攻められ方はしてなかった。でも後半……失点してしまい、難しい試合にしてしまった。今は……言葉を選ぶのが難しいです」

 フアン・スナイデル監督の指示で、後半は少しラインを下げて、受けて出るスタンスで対応した。しかし徐々に選手間のスペースが空くと、そこを大宮に攻略されてしまった。

「上手くプレッシャーが掛からず、最後のところで起点を作られてしまう。もうちょっと一人ひとりカバーできる距離間を保てれば防げた。全員がマンツーマンの形になると、責任逃れになってしまう。一人が抜かれてもカバーできる距離間をもうちょっと意識させたい」

 そのように「責任逃れ」の守備が続き、負の連鎖に陥る傾向を指摘していた。

「話し合って修正していかなければ。前半はいいサッカーができている。もうちょっと前向きに自信を持っていければ」と、増嶋は全てが悪いわけではなかったと言った。

 試合後にはゴール裏のみならず、メインスタンドからもブーイングが飛んだ。増嶋は悔しさを噛み締めていた。

「ホームで負けたのは悔しいし、後半戦の始まりにブーイングも受けてしまい……、勝たなければいけない試合でした。ただ、バラバラになってはいけない。いいところはあったとポジティブな考えを持ちたい。すぐ試合は来るので、バラバラにならないように。監督も良くできているところを見つめ、ポジティブに行こうと言ってくれていた。もちろん悔しい。間違いなく良くなっている部分もあると感じている。次がまた大事になるので、まとまっていきます」

 11節からリーグ全試合フル出場中。千葉のカラーにすっかり染まった背番号5は、何とかして前を向こうとしていた。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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