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「ガス欠まで走った」と反町監督&松田直樹に捧げる1勝で松本首位キープ

松本山雅のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

7試合負けなし。追加時間9分を守り切る。

[J2 26節] 松本 1-0 甲府/2018年7月29日/松本(アルウィン)

 松本山雅FCがヴァンフォーレ甲府との甲信ダービーを1-0で制し、7試合負けなしの3連勝でJ2首位をキープした。一方、甲府は上野展裕体制下で初の連敗を喫した。

 34分、セルジーニョが前田大然との高速アタックからシュートを突き刺し先制に成功。その後は松本が試合をコントロールしながら、甲府の猛攻を阻止。GK守田達哉が頭部を打撲して倒れ込むなど、最後は9分間にわたるアディショナルタイムを凌ぎ切り、ホームチームが1-0で逃げ切った。

 決勝ゴールを決めたセルジーニョは「3連戦を締めくくる大事な一戦で勝てて嬉しく思う。(前節出場停止だったが?)いいコンディションを保つためにと、ポジティブに捉えていた。実際、今日は僕のみならず、チーム全体のパフォーマンスが良かった。サポーターのお陰。恩返しをするためにはこうして結果、ゴールを残すしかない。アリガトウネ!」と語った。

 また、反町康治監督は次のように語った。

「今日は武骨な戦い方になってしまった。勝点3を取れたことが収穫。走ることの重要性を改めて痛感させられたが、前線からのプレスを怠らずやってくれて後ろも救われた。メンバー的にも(ケガ人など)苦しい状況だが、エネルギーを出し尽くし、ガス欠まで走り切ってくれた。また次も勝点3を狙っていきたい。大宮戦ではサポーターの力が間違いなく勝敗を左右し、今日もアルウィンにたくさんの方が来てチームを支えてくれて感謝しています」

 また、試合後、 命日が2011年8月4日である松田直樹のつけた背番号3のユニフォームを選手全員で着て、サポーターへあいさつをした。

文:サカノワ編集グループ

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