等々力のピッチに再び立ったフッキ。「キャプテン」を任せた理由を、新指揮官が明かす

等々力のピッチに再び立ったフッキ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

3日前から発熱をしていたが回復。ポルト時代も同僚だったペレイラ監督は「キャプテンの器がある」。

[アジアチャンピオンズリーグ GS1節] 川崎フロンターレ 0-1 上海上港/2018年2月13日/等々力陸上競技場 

 上海上港のヴィトール・ペレイラ監督はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1戦・川崎フロンターレに1-0の勝利を収めたことに、「私が予想していた通りの試合ができた」と満足そうに語った。 

 ポルト時代の2010-11シーズンにビラス・ボアス監督のもとでアシスタントコーチとしてポルトガルリーグ、国内カップ戦、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)の3冠を達成。その後のポルトの監督を務め、さらにアル・アハリ、オリンピアコス、フェネルバフチェ、1860ミュンヘンでも監督を務めた。そして今季、ポルト時代のようにビラス・ボアスの後継者として上海上港の指揮官に就任した。

「川崎はとてもコンパクトに陣形を保ちポゼッションされる時間が長く危険にさらされていたが、カウンターから数少ないながらチャンスを作ることができた。この3週間、オスカルがケガをして、フッキが風邪で発熱するなど、負傷者や病気にかかる選手が相次ぎ難しい時間が続いた。ただ、この試合に間に合わせ、90分間をフルに戦えるまでに回復してくれたメディカルスタッフに感謝している」

 そのように様々な障害を乗り越えて掴んだ初陣での勝点3を評価し喜んだ。

 また、ポルト時代にも同僚だったフッキには、キャプテンを任せた。「ポルトでもトッププレーヤーだったが、今でも変わらずトップであり続けている。彼は3日前に発熱をしたが、そのなかでチームのために、できることをしていた。キャプテンとしての器がある。彼を信頼している理由だ」と絶賛。2005年、08年に川崎の一員としてプレーした等々力のピッチに再び立ったこのブラジル人ストライカーは、強烈な惜しいFKを2本放つなど、改めて存在感を示した。

 川崎は次節、2月20日にアウェーで豊田陽平を獲得した蔚山現代と対戦する。上海上港とは4月4日の5節、アウェーで再び対戦する。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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