【ACL浦和×上海上港】FWフッキが超人的回復力で復帰、先発濃厚

上海上港のフッキ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

監督から主将に任命されアジア制覇に燃える。グループステージの川崎戦では豪快なドリブルから一撃。

[ACL 準々決勝-1st] 上海上港 – 浦和/2019年8月27日/上海スタジアム

 アジアチャンピオンズリーグ( ACL )の準々決勝・上海上港(中国1部)対浦和レッズのファーストレグが8月27日、上海スタジアムで行われる。上海では今月3日の試合で右膝を傷めて戦列から離れていた元ブラジル代表FWのフッキが、直前の20日に行われた中国FAカップ準決勝の山東魯能戦で先発復帰を果たした。超人的な回復力を見せた33歳のストライカーがこの試合のキーマンとなりそうだ。

 フッキはACLグループステージ、等々力陸上競技場での川崎フロンターレ戦で約40メートルをドリブルで駆け上がって自ら決めるゴールを奪取(△2-2)。これまで今季ACLで7試合4得点2アシストと大活躍している。現在のヴィトール・ペレイラ監督からはキャプテンにも任命されるなどベテランの域に入ってきたFWは、チームプレーも怠らず、充実のシーズンを過ごしている。

 そのなか8月3日の天津権健戦で右膝を負傷。試合から4日経った7日に、右足全体を器具で固定する痛々しい写真を自身のインスタグラム( アカウントは hulkparaiba )で公開していた。

 しかし、はやり「超人 HULK(欧文表記)」だ。本人が最大の目標に掲げるACL制覇への並々ならぬ意欲を示すように、しっかり浦和戦に照準を合わせ、コンディションを整えてきたのだ。20日の山東魯能戦は、ベルギー代表アルマン・フェライニらのゴールにより0-2で敗れたが、フッキはフル出場を果たしている。

 さらにチームには、この夏、オーストリア代表で192センチある大型FWマルコ・アルナウトビッチ(30歳)も新たに加わった。ACLはこの試合から出場が可能となっている。

 浦和のクラブ公式ホームページには試合前日の公式記者会見の模様が掲載されている。それによると、ヴィトール・ペレイラ監督は「7番の選手(アルナウトビッチ)は中国に来たばかりで、まだ環境に慣れていません。休暇を経てチームに入ったので、適応する時間が必要です。彼がいかに連係できるかが重要ですが、今はベストコンディションではないので、チームとして彼をサポートし、明日の試合に臨んでいきたいと思っています」と、慎重に起用する意向を示している。

 一方、フッキについては「彼は努力して、チームに貢献しようとしています。一瞬のチャンスをモノにできる力があります。しかし個人の質の高いパフォーマンスを望むと同時に、明日の試合ではチームワークが非常に重要だと思っています」と、個人よりもチームプレーの重要性を強調していた。

 そして浦和の大槻毅監督は上海上港の印象について、「ここ最近を含めたくさんの試合を見ました。ストロングなポイントも分かり、良い選手が入ってきたことも知っています。彼らに対し、我々が自分たちの強みを出せるか、というところを意識して試合に臨みたいです。彼らも良い選手がいますが、我々も良いチームだと思っています。自信を持って臨みたいです」と語っている。

 2017年のACLではグループステージと準決勝で両者は対戦している。準決勝で浦和は、上海開催の第1戦、フッキに決められたものの1-1に持ち込み、埼スタでの第2戦は1-0と無得点に抑えて日中韓を中心とする東地区の”制覇”とともに決勝進出を決めている。

 フッキをいかに止めるか――。浦和にとっても2年ぶりのアジア制覇に向けたキーマンとなる。

【浦和】【浦和】ACL4強への鍵は「好プレーの再現性」

Topics:AFC ASIA CHAMPIONS LEAGUE(ACL)  – Shanghai International Port Group FC – Urawa reds;Keyplayer is Hulk.

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