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【ACL浦和1-0アル・ヒラル】ラモン・ディアス監督「第1戦より高いクオリティを見せた。しかしミスからの失点が、結果に大きな影響を及ぼした」

ACL決勝前日会見で、握手をかわす浦和のスコルジャ監督(左)とアル・ヒラルのディアス監督(右)。(C)SAKNAOWA

代表組の負担など問われ、「試合数の多さは、こうした高いレベルのチームであれば、よくあること」

[ACL決勝 第2戦] 浦和 1-0 アル・ヒラル/ 2023年5月6日18:00/埼玉スタジアム ※2試合トータル 2-1で浦和の勝利

  AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝・第2戦、浦和レッズ(日本 / J1リーグ)がマリウス・ホイブラーテンのヘディングシュートからのオウンゴールで、アル・ヒラル(サウジアラビア1部)に1-0の勝利を収め、2試合トータル(リヤドの第1戦は1-1)2-1で優勝を果たした。浦和は2007年、2017年に続き、通算三度目のアジア制覇。

 アル・ヒラルのラモン・ディアス監督は試合後の記者会見で、次のように語った。

「タフな試合だったのは、皆さんお分かりだと思います。選手たちはよくプレーしてくれました。リヤドでの第1戦よりも高いクオリティを見せました。しかしミスから失点を喫し、それが結果に大きな影響を及ぼしました。

 私たちは何度もチャンスを作り、それをモノにしようとトライしました。しかし最後までゴールできませんでした。ただ、その最後まで続けたその努力をたたえたいです。

 何より、この偉大なクラブを支えてくれているファンに感謝しています。来週から国内リーグの試合が残っているので、このクラブにふさわしいパフォーマンスを見せたいです」

 また、サウジアラビア代表の選手が多く、カタール・ワールドカップ(W杯)からの連戦による疲労の蓄積が大きな影響を及ぼしたのではないか。その質問に、Jリーグ初代得点王であるアルゼンチン人指揮官は次のように語った。

「それはよくあることです。ノーマルです。サウジアラビアでは最も競争力のあるチームです。数多くの選手がW杯を戦いました。この試合前には、カップ戦もありました。試合数の多さは、こうした高いレベルのチームであれば、よくあることです。それは言い訳にはなりません」

 この遠征。風が強かった。コンディションの影響は?

「何もコントロールできないことが起きただけです。高いパフォーマンスを見せましたし、チャンピオンとしてのキャラクターや性質も見せました。得点できませんでしたが、ここまでの多大な選手たちの努力には感謝しています」

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