【鹿島】明日、浦和と大一番!濃野公人が柴崎岳に誓った『有言実行』。「邪念をなくして点を取れたので、髪の毛は一生黒です」
鹿島の濃野公人(左)、柴崎岳(右)。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
「『邪念をなくしたので、一生髪染めれないように、明日、点を決めます』と言い、こうしてゴールを決められました。一生、黒ですね」
[J1 30節]浦和 – 鹿島/2025年9月20日19:00/埼玉スタジアム
J1リーグ30節、鹿島アントラーズが9月20日、浦和レッズと対戦する。チケットは今季埼スタで初めて完売し、多くの鹿島サポーターも駆け付けることが予想される。まさに大一番だ。
鹿島は現在、首位・京都サンガF.C.と勝点55で並んでいる。対する浦和は8ポイント差の8位である。このカードは実に7連続引き分けである。鹿島がリーグ優勝するためには、一つの鬼門と言える。
前節の湘南ベルマーレ戦で待望の今季初ゴールを決めた濃野公人だが、その試合後、髪の毛について問われ、こんなエピソードを明かしていた。
「邪念をなくそうかなと思いまして(苦笑)。 ずっと金髪でやっていたんですが、いっそ黒にしようと。(キャプテンである柴崎)岳くんに『邪念をなくしたので、一生髪を染めれないように、明日、点を決めます』と言い、こうしてゴールを決められました。一生、黒ですね。はい」
そのように改めて気分一新したところ、結果がついてきたことで、濃野も覚悟を固めていたというのだ。
「プロになってから初めての挫折も味わい、そういった面で、どれだけ巻き返せるかを試されていました。これがいいキッカケになれば。まだまだこんなものではないと自分でも思っています。もっともっと結果にこだわってやっていきたいです」
ピッチ内の戦いに全て集中する。ちょうど1年前の昨年9月、濃野はケガによる離脱も経験している。だからこそ、ここからの緊張感のある痺れるシーズンを楽しみにもしている。
「去年はちょうど9月にケガをして、リーグ終盤に携われず優勝争いをするリーグ佳境を味わえませんでした。今年はケガをしないように、リーグ最後まで駆け抜けたいと思っていますし、本当にこのチームで優勝したい気持ちがものすごく強い。そこにしっかり貢献することが求められている ので、頑張っていきたいです」
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鹿島にとってはコロナ禍の規制があった2021年11月以来となる埼スタでの勝利を、そして濃野にとってはプロキャリア初となる浦和戦での勝利を目指す。