【日本サッカー協会】山本昌邦氏が技術委員長に就任。ナショナルチームダイレクターと兼任
山本昌邦氏 (C)SAKANOWA
フランスで有罪判決を受けた影山氏の解任に伴い。
日本サッカー協会(JFA)は10月20日、フランスでの有罪判決を受けて契約解除された影山雅永氏の務めていた技術委員長に、山本昌邦氏が就任すると発表した。日本代表の責任者であるナショナルチームダイレクターと兼務する。
今後の役職は「技術委員⻑兼ナショナルチームダイレクター」に。山本氏は1958年4月4日生まれ、67歳。U-20日本代表監督などを経て、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)では日本代表コーチを務めた。その後、アテネ五輪日本代表、ジュビロ磐田の監督を歴任。2023年からJFAのナショナルチームダイレクターを担ってきた。
フランスの報道によると、影山氏はU-20ワールドカップの開催地であったチリに向かうため利用していた国際線の機内で児童ポルノを閲覧していたことで、経由地のパリ降機時に同画像の輸入、所持などの罪で逮捕。6日にフランス国内で裁判が行われ、執行猶予付きの懲役18か月の有罪判決が下されたと伝えられている。
こうした状況を受けて、JFAは7日、影山前技術委員長との契約を解除し、同職を解任することを決議した。
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JFAの宮本恒靖会長は次のようにコメントしていた。
「今回の件はサッカー界として許容できるものではない。これまで取り組んできたものの、今回のことを契機に、サッカー界のガバナンス・コンプライアンス体制を改めて見直すとともに、徹底的に強化、改善を覚悟をもって図っていく。そして今一度、JFAの理念に立ち返って行動していく」