「大きなニュースだ」久保建英が全体練習合流、バスクダービーで復帰へ。焦点は、先発か、スーパーサブか

スペインメディアも喜ぶ「チームにダイナミズムを与えるはずだ」。

[スペイン1部 11節] レアル・ソシエダ – ビルバオ/2025年11月2日（現地1日）/レアレ・アレーナ

　レアル・ソシエダのサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）MF久保建英（Takefusa KUBO）が現地10月29日、ピッチでのトレーニングを再開した。週末のアスレティック・ビルバオとのバスクダービーでのメンバー入りが見込まれ、現地メディアは「最大のニュース」と報じている。チームは公式戦3連勝を目指す。

　スペインメディア『ムンド・デポルティボ』は、「足首の負傷で数週間離れていた日本人アタッカーが完全に練習に戻った」「アノエタ（レアレ・アレーナ）でのダービーに向けて好印象を残した。セルヒオ・フランシスコ監督にとって大きな力になる」とレポートした。

　日本代表がブラジル代表を下した東京の夜の歴史的な一戦で先発したが、チームに戻ったあと、再び左足首の痛みにより戦線から離脱した。久保不在のなか、降格圏に苦しんでいたラ・レアルはセビージャFCから今季2勝目を挙げ、コパ・デル・レイ1回戦も突破。公式戦2連勝、3試合負けなしと勢いに乗ろうとしている。

　ただ、試合内容の面では攻撃のバリエーションが限られ、試合を通して主導権を握る展開は少ない。前線にアクセントを加えられる久保の復帰はチームにとって大きなプラスとなる。

　同メディアも「高いレベルの試合が続くこの時期に、クオリティが高く、流れを変えられる選手が加わり、チームにダイナミズムを与えるはずだ」と相乗効果を期待する。

　30日と31日に2部練習が予定され、そこで久保も加わり細部を詰めるという。「久保の復帰は間違いなく大きなニュース。チームの期待を高め、攻撃の選択肢を提供する」とし、先発か途中出場か、その起用法に注目が集まる。

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　レアル・ソシエダ対アスレティック・ビルバオの一戦は日本時間11月1日26時30分（＝2日2時30分）から行われる。