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【日本代表】森保監督、ガーナ戦での鹿島GK早川友基の起用を明言。さらに「ブラジル戦のスタメンを中心に考えていきたい」

ガーナ戦に向けて抱負を語った日本代表の森保一監督。(C)SAKANOWA

「早川(友基)がファーストチョイスかなと考えています」

[キリンチャレンジ杯]日本代表 ― ガーナ代表/2025年11月14日19:20/豊田スタジアム

 北中米ワールドカップ(W杯)まであと半年と迫るなか、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が11月14日、キリンチャレンジカップ11月シリーズ初戦、ガーナ代表と対戦する。

 日本の森保一監督が前日の13日に公式記者会見に臨み、スタメンについて問われるとまだ決定していないとしたうえで「ブラジル戦のスタメンを中心に考えていきたい」と語った。また、左手の複合骨折を負った鈴木彩艶が不在となるゴールキーパーは「まずは早川(友基)がファーストチョイスかなと考えています。そこは練習を見て最後に決めたい」と、J1リーグ首位に立つ鹿島アントラーズ守護神の起用を明言した。

 FIFAランキングは日本19位(アジア1位)、ガーナ73位(アフリカ14位)。

 森保監督は今回のガーナ、ボリビアとの対戦に向けて「ホームで勝ち、成果と課題に目を向け、チームとして積み上げられるように戦いたい」と抱負を語った。

 10月シリーズではブラジル代表から歴史的な初勝利を逆転で挙げた。ただし指揮官は「次のステップへ向かいたい」と気を引き締める。

「ワールドカップの公式戦で勝てる力をつけなければいけない。過去の勝利は次の勝利を約束してくれているわけではない。一喜一憂せずに、反省点にも向き合い、しっかりと積み上げをしていきたい」

 ガーナは、FIFAランキングでは日本よりも下位になる。ただし森保監督はアフリカの強豪を強く警戒する。

「ワールドカップの常連国であり、すでにワールドカップ出場を決めている本当に力のあるチーム。(W杯で上位進出するためには)FIFAランキングで同等や下位チームにしっかり勝っていかなければいけない。確実に勝利を収め、より多くの国に対し結果を掴み取れるように力をつけなければいけないと感じています。FIFAランキングだけで力は図れません。国際試合で対戦する相手、9月から対戦しているのはワールドカップに出場する国ばかり。そう簡単に勝つことはできない厳しい相手だと覚悟して戦いたいです」

 そしてズバリ――。ガーナ戦のスタメンを問われた指揮官は「まだ確定していない。ブラジル戦のスタメンを中心に考えていきたい。必然的に一人(GK鈴木彩艶)は替わり、何人を変更するかは、対戦相手を踏まえ、今日の練習のあと考えたいです」と答えた。

 日本対ガーナの一戦は、11月14日19時20分から豊田スタジアムで行われる。チケットは完売している。

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 日本はこのあと、18日に国立競技場でボリビア代表と対戦する。