【移籍】日本代表FW前田大然が1月にセルティックを「退団する予定」。新天地の候補先は…
ガーナ戦を終えたあと、スタンドのファンにあいさつをする日本代表の前田大然。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
選定中の新監督の意向によっては――。
スコットランド1部セルティックFCに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のFW前田大然(Daizen MAEDA)が来年1月に開くマーケットで、移籍する可能性が高まっているという。
前田は今年の夏の移籍マーケットで、複数クラブから関心が寄せられ、特にイングランド・プレミアリーグのクラブで挑戦したい意向を示していた。スコットランドのメディア『デイリー・レコード』によると、すでにロッカールームの荷物は整理していた状況だったというが、結局、セルティックが前田に代わるアタッカーの補強ができず、慰留した。前田は引き続き、セルティックのユニフォームを着て戦うことになった。
ただし、負傷もあって、なかなかトップフォームを取り戻せず、チームも低迷。ブレンダン・ロジャーズ前監督が解任された。
73歳のマーティン・オニール暫定監督のもと、前田は右ウイングでもプレーし、直近の試合でもゴールを決めた。今季これまでスコットランドリーグ9試合・3得点・2アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)2試合など、公式戦通算17試合・4得点・2アシストと、優勝に導いた昨季ほどの爆発力はないものの、貴重な存在となっている。
『デイリー・レコード』は「マエダは1月に退団する予定」と題した記事で、「情報筋」の話として、「この28歳のアタッカーは依然として強い関心を集めており、新年の移籍市場で、いよいよ退団する可能性があるということだ」と報じた。
昨夏はブレントフォードFC、ブンデスリーガのクラブが獲得に動いていたという。そういったクラブが再び動く可能性もある。
とはいえ、セルティックはまだ新監督の選定中である。その指揮官の意向によっては、今季終了までの残留を決断することも十分あり得る。前田は2027年6月までセルティックと複数年契約を結んでいる。
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日本代表に帯同している前田は10月18日、国立競技場でのボリビア代表戦に臨む。




