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日本代表離脱の伊東純也、所属先スタッド・ランスが声明「クラブは選手と連帯を示します」。一方、女性へのあらゆる暴力撲滅も強調

日本代表MF伊東純也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「この日本人ストライカーの人間的資質や振る舞いに疑問を呈したことはこれまでありませんでした」

 カタール・アジアカップに出場しているサッカー日本代表からの離脱が発表された伊東純也(Junya ITO)だが、2月1日、所属先であるフランス1部スタッド・ランスがこの件について声明を発表した。クラブは伊東のこれまでの振る舞いについて「疑問を呈したことはなかった」「クラブは選手との連帯を示します」と強調。その一方で、女性へのあらゆる暴力の根絶へのキャンペーンにも取り組んでおり、事態を慎重に見守っていくという。

 スタッド・ランスの声明文は次の通り。

「スタッド・ランスは、水曜日に日本のメディアによって発表された伊東純也選手に関する記事と、一方、同選からの名誉棄損の告訴に留意しています。

 伊東純也が正メンバーであるクラブは、この日本人ストライカーの人間的資質や振る舞いに疑問を呈したことはこれまでありませんでした。報道された出来事はインターナショナル・マッチのブレイク期間中であり、大阪当局に訴えられたという調査に関し、その裏付けるような情報は一切持ち合わせていません。現段階で、クラブは選手との連帯を示します。

 したがってスタッド・ランスは、疑惑の出来事を明らかにする具体的な証拠を望んでおり、いかなる法的進展も注意深く見守っていきます。

 しかし、スタッド・ランスはこのような重要な問題について無視できず、このまま沈黙を守ることも望んでいません。クラブは数シーズン前から、プロサッカーリーグと共同で実施している、あらゆる形態の女性に対する暴力の撲滅活動にコミットメントすると表明しており、すでに今シーズン新たな啓発のキャンペーンにも取り組んでいます」

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 日本サッカー協会(JFA)は2月1日、アジアカップに参戦していた日本代表から伊東が離脱すると発表している。日本は2月3日、準々決勝でイラン代表と対戦する。

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