【J2リーグ】長崎が水戸との天王山で勝ち首位浮上。最終節、J1昇格の条件は…千葉と徳島にも自動昇格の可能性
V・ファーレン長崎のエンブレム。(C)SAKANOWA
大宮は自動昇格の可能性がなくなる。鳥栖はプレーオフ進出を逃す。
[J2 37節] 長崎 2–1 水戸 / 2025年11月23日13:08 / PEACE STADIUM Connected by SoftBank
J2リーグ37節、V・ファーレン長崎が水戸ホーリーホックとの天王山、2-1で勝利を収めて、あと1試合を残して首位に立った。J1自動昇格「2枠」の行方は最終節に委ねられた。勝てばJ1昇格を決められた水戸だが、今季初の連敗を喫した。
今季最多となる2万4人が新スタジアムに来場した一戦、その大歓声の後押しを受けた長崎がホームで競り勝った。6分、フリーキックによるゴール前の混戦から新井一耀が鮮やかにボレー弾を突き刺して先制。しかし34分、山本隼大に決められて同点で折り返す。
後半に再び攻勢を強めた長崎は65分、J2リーグ得点ランキング1位のマテウス・ジェズスがPKを沈めて、2-1とリードした。
試合終盤の90+3分には、決定機を阻止した水戸のGK西川幸之介がDOGSOで退場処分に。結局、長崎が2-1で勝利して勝点69に伸ばし、水戸を勝点2差上回って首位に立った。
3位のジェフユナイテッド市原・千葉は大分トリニータに1-0で勝ち、勝点66とした。
長崎は11月29日の最終節、徳島ヴォルティスとのアウェーゲームで引き分け以上で、J1への自動昇格が決まる。徳島は37節のRB大宮アルディージャで2-1と勝利を収め、最終節は水戸と千葉が敗れることが条件にはなるものの、自動昇格へわずかな望みを残した。
一方、勝点63の大宮は自動昇格の可能性が潰えて、5位に順位を落とした。まず6位以内を確保し、プレーオフでのJ1昇格を目指す。
6位はベガルタ仙台で勝点62、7位がジュビロ磐田で勝点61。8位サガン鳥栖以下はプレーオフ進出を逃した。
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一方、水戸も勝てばJ1昇格を手繰り寄せられる。ホームで大分トリニータと対戦する。




