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【川崎フロンターレ】「契約満了選手」を発表、5つのタイトル獲得を支えたあのDFが…

103回天皇杯を制して歓喜するジェジエウ(4番)と川崎のチームメイト。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「愛してます」とサポーターへメッセージ。

 J1リーグの川崎フロンターレは11月23日、「契約満了選手のお知らせ」と題し、DFジェジエウ(Jesiel Cardoso Miranda /ジェジエウ カルドソ ミランダ)が今シーズン限りで退団すると発表した。

 31歳になったブラジル人センターバックは、2019年から6シーズンにわたって川崎でプレー。2020年・21年のJ1リーグ連覇、2019年のルヴァンカップ、2020年度と23年度の天皇杯制覇(20年はリーグと天皇杯の2冠)と5つの主要タイトル獲得を支えた。

 ジェジエウは次のようにコメントしている。

「私と家族は、ここで過ごしたすべての時間に心から感謝しています。フロンターレでの7年間は、多くの情熱、愛情、そして献身に満ちていました。クラブに関わるスタッフの皆さん、そしてこの歩みに寄り添ってくださったサポーターの皆さんに、心よりお礼を申し上げます。

 幸せな日も、苦しい日も、いつも支えてくれて本当にありがとうございました。そのすべての愛を胸に刻んでいきます。私はこれからも、心からの尊敬と感謝を込めて、ずっとフロンターレを応援し続けます。

 このクラブとこのサポーターには、これからも数えきれないほどのタイトルをつかんでほしいと願っています。ここは、本当に『自分の家』のように感じられる場所です。

 私はいつだってフロンターレのために全力を尽くしてきました。試合に勝つため、タイトルを獲るため、そして何よりサポーターの皆さんの笑顔と喜びを見るために。皆さんは、いつも私の原動力でした。

 娘は3月末に生まれる予定で、私の大きな夢のひとつは、フロンターレのユニフォームを着た娘と一緒にピッチに立つことでした。でも、どうか安心してください。私は娘に、川崎フロンターレのこと、雨の日も雪の日も暑い日も、いつだって情熱を持ってチームを支えるこの素晴らしいサポーターのことを伝えていきます。

 そして、彼女に教える最初の日本語はこうです――『愛してる』。すべてにありがとう。一つひとつの瞬間にありがとう。私たちは一緒に歴史をつくりました――。

 その歴史は、これからもずっと私の心の中で生き続けます。

 愛してます」

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 J1リーグは残り2試合。川崎は11月30日の37節・ホーム最終戦でサンフレッチェ広島、12月6日の38節で浦和レッズとアウェーにて対戦する。