×

【鹿島】0-2のあと組んだ円陣。小池龍太「あのような状況を作らないのがベストですが、一つ何かを変えようと話していることは今後につながるのでは」

鹿島の小池龍太。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

「この順位でリーグ戦を進められていることはポジティブですし別物。どれだけタイトルを欲しているか、だと思います」

[J1 28節]清水 -鹿島/2025年8月31日18:30/IAIスタジアム日本平

 J1リーグ鹿島アントラーズは8月31日、アウェーで清水エスパルスと対戦する。同勝点で首位に立つ京都サンガ、1ポイント差のヴィッセル神戸が前日に試合を終えたあと、この戦いに臨む。

 8月27日の天皇杯準々決勝のFC町田ゼルビア戦は0-3で、セットプレーからの2ゴール(コーナーキックとロングスロー)が効いて跳ね返せなかった。

 こうした形で負けたくなかったというパターンに持ち込まれてしまった。

 立ち上がりは「背後を突く形を狙っていました」と、小池龍太は振り返る。ただし「ギャップを突きながら点を取るところまで行けなかったことは課題。つなぎながらボールをロストしたり、精度を欠いてしまいました」と、強度のあるプレスを受けるなかでのプレー精度に課題を残した。

 0-2となったあと、鹿島の選手たちは円陣を組んだ。小池は語る。

「上手くいっていない状況で、一人ひとりが伝えていこうという姿勢を出せましたし、何もしないよりも良いです。それが鹿島の良さですが、そこから好転させられなかったことは一人ひとりの力不足です。あのような状況を作らないことがベストですが、一つ何かを変えようと話していることは今後につながるのではないでしょうか」

 だが、後半立ち上がりの下田北斗のロング弾で0-3に。このゴールは大きかった。

「自分たちでリズムを作ろうとしてもロングボールで相手に裏返されたり、高い位置を取られたり、押し込まれる状況を作られました。分かっていてもやられてしまったので、ボール処理を含めてもう一つ上のレベルに行かないと」

 優勝すればAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2の出場権を得られた天皇杯は、ベスト8敗退に終わった。あとはリーグ戦に専念するのみだ。

「タイトルを一つ失ったダメージは大きいですが、この順位でリーグ戦を進められていることはポジティブですし別物です。リーグ戦では勝点の取り方を分かっているなか、どれだけタイトルを欲しているか、だと思います。また良い準備をしてリーグ戦を迎えたいです」

天皇杯>>【町田】鹿島を下し天皇杯ベスト4、黒田剛監督の記者会見「3点目を取れたことで鹿島さんの気持ちが一気に折れてしまったような印象を受けました」

 チームとともに、さらにタフに逞しくなりリーグ戦を制す。小池はなんとか、この悔しい敗戦をポジティブなエネルギーに変えようとしていた。