【移籍】アーセナルが日本代表GK鈴木彩艶を獲得へ「すでに今季二度、スカウトを派遣している」

現在プレミアリーグ首位、ケパ退団に備えて!? あるいは…。

　イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが、イタリア・セリエAのパルマ・カルチョ1913に所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶（Zion SUZUKI）の獲得を検討し、調査を続けている。

　鈴木は現在、左手の複合骨折により日本で手術を受け、復帰に向けてリハビリを行っている。再骨折だけは避けたいだけに、完治してからの戦列復帰が待たれる。そのダメージの度合いは気になるところではある。

　そうしたなかアーセナルが鈴木獲得に動き出したという。移籍情報を専門とする記者ニコロ・シラ氏（@NicoSchira）は12月2日、自身のエックスで「アーセナルは来シーズンの獲得に向けて、パルマのゴールキーパーであるザイオン・スズキに注目している。アーセナルのスカウト陣はここ数か月の間に2回彼を視察した」とレポートした。

　プレミアリーグ首位に立つアーセナルは、スペイン代表ダビド・ラヤが守護神として君臨している。第2GKも実力派の元スペイン代表ケパ・アリサバラガだ。いずれも同国出身のミケル・アルテタ監督が獲得を望んだタレントとされる。

　とはいえ、他クラブであれば守護神級であるケパが来季このまま残留を望むかどうかは不透明ではある。

　両者とも契約は2028年6月まで。2025-26シーズンのオフのみならず、1年後（2027年）まで見据えて鈴木をチェックしている可能性もありそうだ。北中米ワールドカップ（W杯）も一つポイントになるだろう。

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　現地メディアによると、鈴木には他にも、ACミラン、インテル・ミラノ、さらに以前オファーを出したマンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示しているということだ。