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神戸出身の香川真司がイチロー引退に「身震いした。言葉が見つからない」

コロンビア戦で途中出場した香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

平成生まれの香川にとってのスター。「一つの時代が終わると感じます」

[キリンチャレンジカップ] 日本 0-1 コロンビア/2019年3月22日/日産スタジアム/6万3302人 

「恐縮すぎて言葉が見つからないですけれど……」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)以来の日本代表復帰を果たした香川真司が3月22日のコロンビア代表戦、0-1とリードを許した直後の65分から途中出場し、トップ下で攻撃を牽引しながら反撃の突破口を見出そうと奮闘した。

 香川は試合に敗れたこともあり、「負けたので非常に悔しいです。新しい体制で初めて試合ができて楽しかったですが、次の試合では点を取れるように、今日出た課題を次に生かしたいです」と、悔しさを噛み締めた。

 また、神戸出身の香川にとってオリックス・ブルーウェーブ(現・バファローズ)でプレーしていたイチローは”憧れ”の存在でもあった。21日の現役引退発表を受けてのインタビューも見たという。コロンビア戦のあと、そのイチロー引退について聞かれた香川は冒頭のように話し、次のように続けた。

「僕自身と言いますか全国民が、イチローさんの活躍に勇気づけられてきたと思います。昨日はその報道が出て、引退記者会見も見させてもらい、身震いしました。僕は平成生まれ(1989年)でずっと見てきて、平成の終わりに引退されるということで、一つの時代が終わるのかなと感じました。本当にお疲れ様でしたとしか言いようがないです。言葉が見つからないです」

文:サカノワ編集グループ