ボタフォゴ本田圭佑が選手登録完了「どんな困難な状況でも物事をポジティブに考えることは可能」
ボタフォゴ公式サイトでの入団決定時の本田圭佑。※ボタフォゴ公式サイトより
7日のフラメンゴとのダービー、あるいは15日のホームゲームでデビューか。
ブラジルメディア『Terra』などは現地3月3日、ボタフォゴFRの元日本代表MF本田圭佑の選手登録が完了したと発表した。同日朝の段階では、ブラジルサッカー連盟(CBF)がオランダからの国際移籍証明書(ITC)を受け取れていないため登録できずにいると報じられていた。その書類が到着し、CBFの選手情報に本田の名前が登録された。
最短で3月7日(日本時間8日6:00キックオフ)に行われるカンピオナート・カリオカ2節のCRフラメンゴとのリオデジャネイロダービーでの試合出場が可能になった。
いよいよKeisuke HONDAが新たなる戦いの舞台に立つ――。
そんななか、本田は日本時間の3月4日朝、自身のSNSのツイッターを更新して(アカウントは @kskgroup2017 )、次のようにメッセージを発信した。
「どんなに困難な状況でも物事をポジティブに考えることは可能である。」
新型コロナウイルスの世界規模での感染拡大をはじめ、さまざまな問題が世界を不安に陥れている。不自由を強いられ、人間同士の間でも軋轢や不信感が生まれてしまっている。
そうした、さまざまな困難が押し寄せる状況に対し、本田は変わらず”ポジティブ”な発想の転換の必要性を訴えている。
オランダフィテッセを退団したあと再びフリートランスファーになっていた本田は、1月31日にボタフォゴへの加入が決定。8日に現地で加入セレモニーと記者会見を行い、その後、チームに合流していた。また、このほど募集していた英語をネイティブにするポルトガル語の先生も決定したそうだ。
本田はリオデジャネイロを熱狂に包むダービーで、デビューを果たせるだろうか。あるいは初陣は3月15日にホームのニウトン・サントス競技場で開催されるバングー・アトレティコ・クルーベ戦になるか?
ついに「ボタフォゴ本田圭佑」がピッチに立つ。
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[文:サカノワ編集グループ]