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【鹿島】涙のリーグ優勝、キャプテン柴崎岳が熱いメッセージ「諦めずに応援してくれたサポーターがいたからこそ獲れたタイトルです」

鹿島の柴崎岳。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

帰還から3年目、想いを結実させる。

[J1 38節] 鹿島 2―1 横浜FM / 2025年12月6日14:03 / メルカリスタジアム

 J1リーグ最終38節、鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに2―1で勝利を収め、2位柏レイソルと勝点1差で9年ぶり通算9度目となるリーグ制覇を成し遂げた。

 キャプテンの柴崎岳(Gaku Shibasaki)が12月8日、自身のエックス(@GakuShibasaki_)を更新し、次のようにサポーターへ感謝の熱いメッセージを発信した。

「鹿島アントラーズサポーターの皆さん、優勝おめでとうございます。最後に国内タイトルを獲った2016年から9年、紆余曲折あったなか諦めずに応援してくれたサポーターがいたからこそ獲れたタイトルです。『再びタイトルをこのクラブに』 そう思い帰ってきたクラブで優勝できたことは一生の財産です」

 ホームでの今季ラストマッチは、老若男女を問わずアントラーズサポーターがメルカリスタジアムに集結。鹿島を“勝たせる”という雰囲気に包まれ、鬼木達監督も「このスタジアムは本当にすごい」と、その声援を力に変えて、選手たちも自信を持って挑めたと振り返っていた。

 柴崎はシーズン終盤、メンバー外が続いていた。とはいえ、柴崎の力と献身なしにこのリーグ優勝は成し遂げられなかったと“鹿島ファミリー”の誰もが理解している。

 日本代表では司令塔を担い、そして2023年にスペインから鹿島に帰還して3シーズン目。その想いを結実させた。セレモニーの際には『10番』荒木遼太郎と抱擁を交わして涙を流した。

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 何よりキャプテン柴崎岳がメンバーの中央でシャーレを掲げた姿は勇ましく、サポーターとともにスタジアムが今一度盛り上がった瞬間でもあった。