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伊東純也のゲンク、元神戸フィンク監督を解任。暫定体制で年内の2試合に臨む

神戸でのトルステン・フィンク監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

日本代表ウインガーは10月からケガにより離脱中。

 サッカー日本代表MF伊東純也(Junya ITO)の所属するベルギー1部 KRCゲンクは12月15日、トルステン・フィンク監督との契約を解除したと発表した。セバスティアン・ハーン、ゴラン・コンティッチの両アシスタントコーチもクラブを離れる。

 クラブはリーグ優勝を目指していたが、これまで6勝6分6敗でリーグ7位。直近の成績不振とパフォーマンスの不安定さを受け、「成功への正しい道筋にいない」と首脳陣が判断を下した。

 クラブ公式サイトの発表では、元ヴィッセル神戸の指揮官でもあるフィンク監督の働きに感謝の意を表明。困難な時期にチームを引き受け、就任1年目は短期間で新たなダイナミズムと活力をもたらしたと評価している。その「変化」は選手層だけでなく、クラブ全体、さらにはスタンドにも広がったという。

 後任監督が決定するまでの暫定措置として、アシスタントコーチのドメニコ・オリヴィエリ氏とミシェル・リベイロ氏がトップチームを指揮する。また、フィジカル面については、ヘッド・オブ・ヘルス&パフォーマンスを務めるデボン・メース氏が一時的に統括する。

 クラブは今後、「目標達成」に最適な新監督の選定を進めていく方針だ。

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 伊東はこれまでリーグ7試合・2得点を記録。打撲により10月19日の11節から8試合離脱中。