【日本代表】南野拓実が左膝前十字靭帯断裂の重傷、北中米W杯出場は極めて厳しい状況に
南野拓実。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ASモナコが発表。「Courage Taki’, on est avec toi!(頑張れタキ、僕たちは君とともにいる)」とエールを送る。
[フランス国王杯 5回戦] オセール 1–2 モナコ / 2025年12月21日 / スタッド・アベ・デシャン
フランス・リーグアンのASモナコは12月22日、同クラブ所属の日本代表MF南野拓実(Takumi Minamino)が左膝の前十字靭帯断裂と診断されたと、クラブ公式サイトで発表した。
南野は12月21日に行われたフランス国王杯(クープ・ドゥ・フランス)5回戦のAJオセール戦に先発出場したが、前半途中の相手選手との接触プレーで左膝を負傷し、プレー継続が不可能となった。36分に担架でピッチを後にし、交代していた。
クラブによると、試合後の精密検査の結果、左膝前十字靭帯断裂が確認されたという。モナコは公式発表の中で、「タキ(南野)はこれからリハビリ期間を通して、クラブ全体の支援を受ける」とコメントし、復帰まで全面的に支える方針を示した。
前十字靭帯断裂は選手生命をも脅かす重傷であり、手術と長期間のリハビリが必要となるケースが一般的。森保ジャパン1次政権から日本代表の主力としてプレーしてきた南野だが、2026年6月に開幕するFIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)への出場は、現時点で極めて厳しい状況になったとみられる。
試合はミカ・ビエレスの2ゴールでモナコが2-1の勝利を収めたが、南野の離脱はクラブのみならず、日本代表にとっても大きな痛手となった。
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モナコは公式声明の結びに「Courage Taki’, on est avec toi!(頑張れタキ、僕たちは君とともにいる)」とエールを送っている。




