【移籍】佐野航大がマインツへ 海舟との兄弟タッグが実現か!?

ただし佐野海舟の移籍を想定した補強案の一つか。

　ドイツ・ブンデスリーガ1部1.FSVマインツ05が、1月に開く冬の移籍マーケットで、オランダ1部NECナイメヘンに所属するMF佐野航大（Kodai SANO）の獲得を検討しているという。『スカイ』ドイツ版が12月23日に報じた。

　同メディアによると、マインツは佐野航大の動向を注視しており、兄の佐野海舟（Kaishu SANO）が早ければ今冬にもクラブを離れる可能性を想定。中盤補強の選択肢の一つとして、クラブ内部で高く評価しているという。

　佐野航大は2003年生まれの22歳。主戦場はセントラルミッドフィルダーで、豊富な運動量に加え、球際の強さや配球力を兼ね備える。NECとは2028年まで契約を結んでおり、移籍が実現する場合は一定の移籍金が必要になる。

　マインツは現在リーグ最下位に低迷しており、中盤のテコ入れは重要な課題の一つとされている。すでに在籍する兄・海舟は守備的MFとしてチームを支えており、航大が加われば、ブンデスリーガで日本人兄弟が同じクラブでプレーする貴重なケースとなる。

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　現時点では正式オファーには至っていないものの、兄弟タッグ実現の可能性十分ある。佐野海舟は来年のFIFA北中米ワールドカップ（W杯）での日本代表入りも確実視される。そうしたなか、今冬の佐野兄弟それぞれの去就にも注目が集まりそうだ。