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パリ五輪世代FW斉藤光毅がスパルタにレンタル移籍「体の大きい相手に対し嫌がるようなプレーができる」

横浜FC時代の斉藤光毅。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ベルギー2部ロンメルからオランダ1部へ「よりよいステップアップ」。

 ベルギー2部ロンメルSKに所属してきたU-21日本代表FW斉藤光毅が6月25日、オランダ1部スパルタ・ロッテルダムにレンタル移籍されることが正式に決まった。

 20歳のアタッカーである斉藤は2020-21シーズン冬の移籍マーケットで、横浜FCからマンチェスター・シティと提携関係にあるロンメルへ加入。1年目はさっそく9試合に出場。そして2021-22シーズンは一時ケガで離脱した時期もあったが20試合5得点・2アシストと活躍した。

 日本代表MF久保建英と同い年で、ともに年代別代表にも選ばれてきた。斉藤は先日行われたウズベキスタンU-23アジアカップにも参戦している。この約1年半、2部リーグで結果を残したことによって、オランダ1部でのチャレンジの機会を掴んだ。

 スパルタの強化責任者ゲラルト・ナイカンプ氏は「私たちはコウキにずっと注目してきましたが、そのクオリティは間違いないと確信しています。複数のポジションでプレーできて、エールディビジで活躍できる様々な資質を備えています」と期待を寄せている。

 また斉藤は公式サイトのインタビューで、「嬉しいです。これからプレーできるのが楽しみです。(スパルタに決めた理由は?)自分の目標から逆算し、ベルギー2部からオランダ1部へ、よりよいステップアップだと思い選ばせてもらいました」と語った。

 また自身の特長について「仕掛けられて裏にも抜けられて、体の大きい相手に対して、嫌がるようなプレーができると思っています」とアピールし、「その中で得点やアシストを記録し、結果を多く残したいです。目に見える結果が求められますし、自分が納得のいくプレー、サポーターの皆さんに納得してももらえるプレーを見せていきたいです」と目標を語った。

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