ソシエダが来季、久保建英の獲得希望。ウーデゴールのレアル復帰が条件か

U-22日本代表でプレーした久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

スペインメディアが報じる。ヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグ参戦の可能性も。

 スペインメディアのレアル・マドリード情報サイト『Diario Madridista』は12月24日、「レアル・ソシエダが来シーズン、久保建英の獲得を希望している」と題したレポートを掲載した。レアル・マドリードとソシエダ両クラブの友好的な関係をフルに活用。現在ソシエダでブレイク中の「マルティン・ウーデゴールの成功したシステムの再現」により、レアルからRCDマジョルカに期限付き移籍中の久保建英を迎え入れ、チームとともにさらに進化させたいという。ソシエダは18節を終えた時点で5位とヨーロッパリーグ( EL )出場圏内にいて、4位以内に入ればUEFA欧州チャンピオンズリーグ( CL )への出場権も得られる。

 記事によると、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長とソシエダのヨキン・アペリバイ代表は蜜月の中にあることも追い風に。レアル・マドリードは将来的に久保を復帰させるプランを立てていて、スペインリーグ(ラ・リーガ)に適応する意味でも、マジョルカへのレンタル移籍は”成功”だと捉えているそうだ。

 18歳の日本代表MFの成長を促進するため、ソシエダはさまざまなオプションをつけて、久保をローンで獲得したい考えだという。ソシエダサイドとしては、久保が成長できるより良い環境がサン・セバスチャンには揃っていると”自薦”している。

 今季はレアル・マドリードから21歳のノルウェー代表FWウーデゴールが期限付き移籍でプレーし、これまで16試合・4得点・5アシストを記録。チームを最前線から牽引している。

 ノルウェーの神童と称されてきたウーデゴールは2021年まで2シーズン、ソシエダに期限付き移籍する契約を結んでいる。しかし1年でのレアル・マドリード復帰の可能性が、現時点では高まっている。それが実現した場合の人的保障的な意味合いでの駆け引きもある。

 そこで「ウーデゴール方式」によって、久保を「さらに進化させることができる」と強調。加えて、ヨーロッパリーグ、あるいはチャンピオンズリーグに参戦できるとなれば、久保にとってもより魅力的なオファーになるはずだと考えている。

 記事の内容的には、以前にスペインメディアの『Fichajes.com』、『Golデジタル』が報じた内容とほぼ同じだ。より具体的になった点として、欧州リーグへの挑戦によるメリットが加わっている感じだ。

 ウーデゴールが本当にレアル・マドリードに復帰するのか。また、レアルのジネディーヌ・ジダン監督がそもそも久保(とウーデゴール)を来季、戦力として必要とするかどうか。そして、久保はあと半年どのようなプレーを見せ、どのように進化を遂げ、そしてどのような戦いの場を欲するのか。そもそも、マジョルカは1部残留を果たし、ソシエダは欧州カップ戦圏内をキープできるのか。そういった不確定要素が多すぎる案件ではある。

 とはいえ、何より今季飛躍を遂げているクラブが、久保に注目していることは間違いないようだ。

 レアル・ソシエダはこれまで、9勝4分5敗で5位につける。一方、マジョルカは4勝3分11敗で17位。両者はこのあと、1月26日にソシエダのホームゲームで対戦する。久保対ウーデゴール――楽しみな一戦になりそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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