【日本代表】森保一新監督が就任「『感謝』と『覚悟』を持って、職責をまっとうしたい」
日本代表監督に就任した森保一氏(中央)。(C)SAKANOWA
「適任者」と関塚技術委員長は強調。
日本サッカー協会(JFA)は7月26日、日本代表の新監督に森保一氏が就任したと発表した。同日夕方から就任記者会見が行われ、森保監督は「『感謝』と『覚悟』を持って、職責をまっとうしたい」と抱負を語った。
午後6時30分から都内で行われた記者会見で、森保監督は次のように語った。
「東京五輪、代表チームの監督を兼任しながら、日本のサッカー界に貢献していきたいと思います。2チームの兼任は本当に困難なこと。しかしサッカー界を支える多くの方の力を借りれば、不可能が可能になり、二つのチームを見ていくことが大きな成果につながっていくと信じています」
そのようにまず第一声を発して、森保監督は続けた。
「多くのことをしなけれならない。勝利のため、そして世代交代、世代間の融合――。日本代表のみならず、日本サッカー界全体の発展につながるように、私も多くの先輩からバトンを受け継いできました。今やらなければいけない任務をまっとうし、次の日本代表、日本サッカー界にバトンタッチできるように、全力を尽くしていきたいと思います。この2チームを率いるというのは相当な覚悟が必要です。この活動をできることに感謝と覚悟を持って、職責をまっとうしたいと思います」
森保監督はそのように強い覚悟とともに感謝の気持ちを持って、東京五輪と日本代表の兼任監督に臨む想いを示した。
また関塚隆技術委員長は「サムライブルーの監督の適任者。いかに世界で戦うためにサポートしていくか。それが使命になる。兼任する森保さんをしっかり支えていきたい」と語った。
文:サカノワ編集グループ