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日本代表MF三笘薫が再び欠場した理由は? ブライトン監督「スタメンの選択肢だったが…」。首位アーセナルに敗れる

三笘薫 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

約3か月に及んだケガから復帰した直後だったが――。

[プレミアリーグ 18節] ブライトン 1-2 アーセナル/2025年12月28日(現地27日)/アメックス・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ第18節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは、首位アーセナルFCに1-2で敗れた。ケガからの復帰後2試合連続で途中出場していた日本代表MF三笘薫(Kaoru MITOMA)だが、この日はメンバー外だった。

 日本代表ウインガーは直近のリーグ戦であるリバプール戦とサンダーランド戦で途中出場し、約3か月に及んだ足のケガから復帰したばかりだった。この試合前の記者会見で、ファビアン・ヒュルツェラー監督は三笘の状況について説明した。

 指揮官は「彼はスターティングメンバーの選択肢だった。ただ、メディカルスタッフと相談しながら、選手個々にとって何が最善かを判断する必要がある」と説明。コンディション管理を最優先した決断だったことを明かしている。

 さらにヒュルツェラー監督は三笘の重要性について、「1対1で対応できる相手はほとんどいない。常に2人で守らなければならず、その分、別のエリアでフリーの選手が生まれる。彼の個の力は、チームにとって非常に大きな貢献だ」と評価していた。

 一方、現地メディアによると、このアーセナル戦では三笘は体調不良を訴えており、「病気」の影響もあって試合当日のメンバーから外れたと報じられている。足のケガの再発ではない点は、ブライトンにとって救いと言えそうだ。

 ヒュルツェラー監督はリバプール戦後、「長期離脱明けとしては良いスタートを切った。良い状態に見えた」と三笘のパフォーマンスに手応えを得ていた。

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 イングランドは年末年始も連戦が続く。この重要な首位との一戦は欠場した三笘だが、6月の北中米ワールドカップ(W杯)も見据え、慎重に状態を見極めながら今後も起用されていきそうだ。