「久保はワールドクラス」バルセロナのチャビ監督が絶賛。「ボールを持っていても、いなくても…」
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
まるでラブレターのようなメッセージ。
[スペイン1部12節] レアル・ソシエダ 0-1 バルセロナ/2023年11月5日5:00(現地21:00)/レアレ・アレーナ
スペイン1部リーグ12節、レアル・ソシエダ- FCバルセロナによる注目の一戦、アウェーのバルサが90+2分のアラウホのゴールで劇的勝利を収めた。ソシエダの日本代表MF久保建英は右ウイングでフル出場している。
この試合後の記者会見で、バルセロナのチャビ監督が一問一答の際、バルサのカンテラ出身である久保について語ったコメントが、各メディアとSNSで拡散され話題を集めている。
バルセロナ出身の希代のテクニシャンである指揮官は、次のように久保を絶賛している。
「信じてください。クボはワールドクラスの選手です。ボールを持っている時も、ボールを持っていない時も、トップレベルにあります。ゴールを決めて、アシストも記録しています。(バルサのカンテラ出身だが?)私は当時のことを知りませんが、いずれ遅からず早からず、彼とはこうして遭遇していたことでしょう」
まるでラブレターのような内容だ。実際のところ、指揮官の考える、バルサの欲するタレントなのかもしれない――。
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辛うじて3ポイントを獲得したバルサは勝点27に伸ばし、首位ジローナFCとは4ポイント差、2位レアル・マドリードとは1ポイント差の3位につける。一方、また今季を象徴するように再び試合終了間際に失点を喫したレアル・ソシエダは、5勝4分3敗の勝点19で6位となっている。