×

【移籍】日本代表の遠藤航がリバプールでの現状に「不満」!? 5クラブ獲得検討、セルティックも加わる。ロマーノ氏主宰の媒体で、かなり乱暴な記事だが…

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ミラン、ウルブス、さらに…。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のMF遠藤航(Wataru ENDO)が出場機会を求めて、現状に「不満」を抱いていて、これまで噂にあったフラムFCなど5クラブに注目されている――!? エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2315万人を超えた移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)が主宰する『コート・オフサイド』が1月12日にレポートした。

 同メディアによると、前日のFAカップ3回戦アクリントン・スタンリーFC(実質4部)戦でセンターバックとして先発し78分までプレーした遠藤だが、「情報筋によると、現状に不満を抱いている」として、1月の移籍マーケットで移籍する可能があると見ている。

 プレミアリーグでは8試合に出場しているものの先発出場はなし。アルネ・スロット監督からの信頼は徐々に得ているが、なかなか強豪との痺れる試合では起用されずにいる。

 フラムFCは今冬に遠藤の獲得を検討。さらにウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)、イプスウィッチ・タウンFC、ACミラン、セルティックFCなどが、この31歳の日本代表キャプテンをチェックしているそうだ。

 とはいえプレミアリーグ首位を走るリバプールは、負傷明けのCBイブラヒマ・コナテの状態が読めず、センターバックの選手層にはやや不安な点を残す。自らの目でその能力を見極めることを重視してきたスロット監督だけに、遠藤をどのように戦力として捉えているのか。

 このままCBで計算が立つと考えれば、残留が妥当だろう。

 とはいえ一方、31歳の遠藤が一体何を重視するのか。ボランチでのプレー、コンスタントにスタメンでプレーすること、リバプールの最強メンバーの一員として優勝すること……そのプライオリティによって、選択は変わってきそうだ。

 同メディアも今後は負傷者なども出てきそうなだけに、「リバプールFCの対応は興味深い」「他クラブが遠藤を引き抜こうとするあらゆる試みを阻止するかもしれない。一方、不満を抱える選手を留めてのはあまり意味がなく、情報筋によると、リバプールは適切なオファーがあれば遠藤を売却する可能性を検討しているようだ」と伝えている。

 本人やクラブ関係者のコメントは一切ない記事でもある。ただ基本的には”助っ人選手”という立場でもあるだけに、こうした憶測に基づく乱暴な記事はやはり出てきてしまうようだ。

関連記事>>クリスチアーノ・ロナウドが黒塗り「CR7仕様」プライベートジェットを購入。価格は80億円以上

 遠藤が一体どのような決意をするのか。すでに何かしらの決断をしているのか、あるいはこれからなのか……。