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久保建英の移籍先『最有力』報道に、あのクラブ首脳が「興奮を隠せない」

久保建英。(C)SAKANOWA

地元メディア『アス』が、日本での話題にも触れる。マジョルカでの同僚獲得は断念か。

 RCDマジョルカへの期限付き移籍を終えて保有権が一旦レアル・マドリードに戻った日本代表MF久保建英は、2020-21シーズン、どのクラブでプレーすることになるのか。

 スペインメディア『アス』はこのほど各チームの移籍動向を追うレポート記事を掲載。そのなかで今季10位だったオサスナの噂などを整理している。

 そこで久保について、「日本では不思議なことに、オサスナに加入することが当然のように報じられている。クラブ首脳はこれから一体どうなるのか期待を寄せ、興奮を隠しきれずにいる」と伝える。同メディアとしては、オサスナが大本命なのかは分からないというスタンスである。ただオサスナが久保の到着を待ち侘びていることも伝わってくる。

 またオサスナは、久保とマジョルカでチームメイトだったコロンビア代表FWクチョ・エルナンデス(所属元はワトフォードFC)にも興味を持っていると伝えらえてきた。しかし「優先事項ではなくなっている」ということで可能性が低くなっているようだ。もしかすると、マジョルカで息の合ったコンビネーションを見せていた、久保とクチョの“ダブル獲り”を狙っていたのだろうか?

『アス』は久保の2020-21シーズンについて、オサスナに加え、グラナダCF、レアル・ベティスの3チームが有力候補だと伝える。スペイン挑戦1年目の今季、久保はリーグ35試合に出場。来季は公式戦「40試合」を目指すという。

 オサスナは今季13勝13分12敗(46得点・54失点)の勝点52で、10位に食い込んでいる。

 さらにオランダのアヤックス・アムステルダム、イタリア・セリエAのSSラツィオ、スペイン国内では、セルタ・デ・ビーゴ、デポルティーボ・アラベス、SDウエスカも、久保獲得に向けて、興味を持っていると言われる。

 本当にオサスナが久保の移籍先の本命なのか!?  しかし実はレアル・マドリードへの復帰が既定路線だという可能性もある。19歳の日本人レフティが、このオフの注目銘柄の一人になっている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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